1月21日(土)田町での総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告

今回の土曜日は田町での練習でした。

参加メンバーは4人。最近の中では少し少なめですかね。
だけど少人数は少人数でいい点もあって、人が少ないが故の濃密な練習ができました。

とにかく固定メンバーで頻度高く回すことになるので、お互いの動きも注意深く見ながらアドバイスしあえますし、趣向を変えた勝負なんかもやります。

今回が初めてではないですが、2分間の試合時間を前後で分けて攻め手と守り手を分ける練習。
これって普段カウンター中心の人も自分から攻めないと行けないし、手数で圧倒する人も守りの姿勢にならざるを得ない。
体力は通常より消耗しますが、新しい気づきを得やすく良い練習ですね。

いつもの田町練習では人数多くても1時間とか1時間半とかで終わることもよくありますが、今回は気づけばみっちり2時間。
一般開放の時間終了間際までやってしまいました。

最後にもう一つ。
しばらく前に入会頂いたメンバーで、日本拳法初心者の方がいるんですが、入会以来ほぼ毎回来てくれてます。

まだ防具がないので共用防具をつかったり、防具なしでやったりしてますが、とにかく楽しそうに練習されてまして、実力もどんどんついて来ました。
いつも防具でガチ勝負の動画ばかりあげてますが、普段の練習はガチも沢山やるし、初心者の方向けの練習も沢山やります。

決してハードルは高くない、むしろフルコン系の中では防具がある分、社会人には始めやすい武道かと思います。

1月13日(土)御茶ノ水での総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告

1月13日(土)御茶ノ水での総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告を行います。

この日は12名の参加となりかなり人数が多く、賑やかな稽古となりました。

また、某大学の主将だったTさんも稽古に参加いただき、型の練習から色々アドバイスを頂きとても張りのある稽古となりました。

 

Tさんありがとうございました。

 

 

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【第十弾】永井4段が教える相手をコントロールする方法と武道における奥義 「誘い」

 
 
皆様レベルの高い選手に簡単にカウンターを喰らったり簡単に投げられたり簡単に追い込まれたり、なんか知らんけど、気づいたら◯◯されたことってないですか?
思い当たる皆様、それは対戦相手に動きをコントロールされている可能性が高いです←意図的な場合と意図的でない場合があるとは思いますが…
 
私自身そのような痛い経験を数多くしてきて、ある人から相手をコントロールする方法の一部を教わり、大変感銘を受けました
 
例えばカウンターが上手い=パンチを振らせるのが上手い
※感性やスピード、目の良さなどもありますが…
 
簡単に言うとくるパンチが分かっていればそのパンチに合わせるだけでいいので成功率は上がりますよね?
 
打ってくるパンチが分かっていれば避けることも簡単ですよね?←一概には言えませんが…
ってことはくるパンチをコントロールできれば拳法なんてイージーなわけですよ!
イージーは嘘です(笑)
 
今回は相手をコントロールする為の練習法を紹介したいと思います
※あくまでも私のやり方なので参考程度でお願いします
 
極限状態は別として相手をコントロールする際に必要に感じることは←特にコントロールする練習を始めたての人にとって
 
私はまずは余裕だと思います=相手の余裕を削いだ状態も含む
そして余裕を生むのは間合いのコントロールと思います
 
近距離からのパンチと長距離からのパンチどっちが避けやすいですか?
恐らく長距離からのパンチの方が避けやすいですよね?
 
近距離のパンチは横に避けるか上下に避けるかの二択になると思いますが、長距離からのパンチは後ろに下がるという選択肢が増えます そして、間合いが遠い分、相手の体全体を見ることができますので圧倒的に情報量が多いですね!←上手い人は情報を隠します
 
また、距離が遠いといきなり攻撃されることは少ないので精神的な余裕も出るのかなと思います←ぼーっとしちゃやられますが(笑)
 
相手をコントロールするステップ1
私は前に出る拳法推奨派なので本当はオススメしたくはないのですが、相手のパンチを後ろに下がりながら避けて下さい
どんどんパンチを振らせてください
するとパンチの呼吸やタイミングがなんとなくわかってくると思います
また、ある程度の高段者でなければ、追っかけながらパンチを打つことが困難なので手打ちになったり、大振りになったり、一番最高なのは下半身が上半身についてこない状態ですね(笑)
優位に立つ=バランスを崩す!
↑これは覚えておいて下さい
 
このような状態を作り出せれば後は疲れた相手にパンチを打つだけです!
 
 
ステップ2 誘い
次にカウンターを打ってみましょう
相手が必死であれば恐らく単純な考え方になっていると思います
例えば目の前に顔があれば顔を殴る
胴のガードがなければ胴を殴るなど…
察しのいい人ならもうお分りですね?
 
ワザと顔のガードを無くしたり
ワザと胴のガードを無くしてみてください
恐らくガードがない部位にパンチをふってくるのではないでしょうか?
 
はいっ!相手のパンチのコントロールが完成しました(^ ^)
後はくるパンチがわかっているのでどう処理するかですね?
オススメは①胴のガードを上げて胴を殴って来たら下受けで相手のパンチをいなして攻撃
②顔のガードを下げて顔を殴らせてお腹を蹴る
↑難易度は比較的低めと思います
 
これが先ほどお話しした
カウンターが上手い=パンチを振らせるのが上手い の一つの答えです
私はこのことを「誘い」と呼んでいます
誘いは相手を反応、コントロールさせる手段で誘い自身が相手へのプレッシャーになることもあると思います
また、攻撃による誘いもあると思います←打って打たせてのカウンターが上手い選手がいるんですよっ!多分あれは誘いを使ってるって思ってます
誘いは武道においての奥義だと思っています←あくまでも私の私感ですが(T . T)
誘いをする為には歩法や間の取り方など様々なことが必要になると思いますが、マスターすれば体格差を物ともせず安定した勝ち方ができるようになる可能性が高いと思います
空手の型なんかも誘いが隠されてるとか聞いたことがあってロマンを感じたものです(笑)
 
ステップ3 ノーガード
これも危ないのと、試合でこんなことしてたら良くないのでオススメでは無いですが、ノーガードを行うと大体初心者は何故か大振りに思いっきり顔を殴ってくる傾向が強い気がします
大振りパンチを避ける練習ということでノーガードをしてみて下さ
また、顔を打たせるためにあえて顔を前に出して、来たパンチを避けるなども良いコントロール練習になると思います 誘いの練習のとっかかりにはもってこいですかね?
なんせ、パンチを避けるタイミングを身につけましょう
 
ステップ4 勢い付かせて転がす
皆さん経験あると思いますが走ってるときに足引っ掛けられたら簡単に転けたことって無いですか?
なんでこけるのかって、私が思うに
①踏み出せる足が踏み出せなくなっている
②予想してい無いからコケちゃう
③勢いにストップが効かなくなっている
④着地地点をずらされる
その他もろもろあるでしょうがこんなかんじですかね?
 
ステップ4はまず、勢い付いた相手の頭或いは背中を進行方向に引っ張りながら床に押し付けてみて下さい
うまくいけば簡単に前のめりに転けちゃいます
次のステップに進むための感覚を養う良い練習になると思います
そして力を使わ無い投げ技←技投と呼んでます
を覚える良い練習になるでしょう!
 
 
まとめ
上記のことはほんの一部でしか無いですが、相手をコントロールする最初のステップとしてやってみて下さい!拳法が凄い楽になります←楽しすぎちゃだめですよ(笑)
ちなみに自由会の練習に参加した際はこの戦法と餌まきを重に省エネで戦いました…体力がないので(T . T)
下手したら、この記事と餌まき記事を理解されると私勝てなくなっちゃうかもってゆうぐらい私の最近の拳法の核となる部分の話です
もしよければ参考にしてみて下さい
 

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1月6日(土)田町での総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告

1月6日(土)田町にある港区スポーツセンターでの総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告を致します。

 

この日は新年初稽古となり5名で稽古をしました。 

年末年始で運動をしている人間がいなかったので、準備体操をかなり多めにし

合気道経験者のKさんから投げられた時の対処法をみっちり教わり

その後に実乱稽古を行いました。

 

 

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永井4段からのご挨拶

次回は記念すべき第10回ですので日頃の感謝の気持ちと私の思いを記載させて頂いただきます
 
ここまで読んで頂いた方々ほんまにありがとうございます
私が未熟な為にちゃんと伝わってるか不安な部分が多々あります←文章力が終わってますので(笑)
 
なにより私の意見が間違っているケースもあると思います
しかし、それは承知の上で私はコラムを書かせて頂いただこうと思っております
 
私は普遍的な正解なんてものはこの世に存在しないと思っています 
これから今の日本拳法の常識が変わることもあると思います 技にも流行り廃りがあります 昔の拳法の動画を見てても今と昔では強さの質が違う様に思います
 
固定概念に縛られず自由な発想で強くなる!それが私のモットーです
 
なので、私が言っていることも含めて半分信じて半分疑うぐらいで見て頂いただければ幸いです
 
これからもお目目を汚すことが多々あると思いますが今後ともよろしくお願いいたします
 
 
長々とすいませんでした

 

【第九弾】永井4段が教える「日本拳法のオススメ技part3」

今回の日本拳法でオススメする技は《立拳》です
 
なぜ立拳なのか、今回は実用的なオススメ技であるとともに練習用としても非常に役に立つということをお伝えさせて頂きます
 
まず縦拳とは?
本来殴るときに拳は横にしていると思いますが、それを単純に拳を縦にするだけです(笑)たったこれだけ!超お手軽ですね!
 
横拳に比べて立拳が勝るというよりかは用途違いと考えてくれた方が良いと思います
 
 
①拳を素直に出せる…実践+練習
横拳で打つ際は弓を引く動作、いわゆる大振りパンチになってしまいがちですが、縦拳にすることにより大振りパンチが打ちにくくなります 大振りパンチをコンパクトに強制する際に立拳を使用させています
 
なんせ試しに一回縦拳で大振りしてみて下さい、凄く気持ち悪いと思います(
 
②脱力しやすい…実践+練習
これは私の感覚の話ですが縦拳だと脱力しやすく身体でパンチが打ちやすくなります←あくまでも私の感覚ですが(T . T)
まだ脱力できるので力んでる人は特にパンチが早くなる可能性がございます
なのでパンチを打つ際のフォームチェックなどにも使ってみて下さ
 
③立拳の応用…実践
これは私が元々所属していた道場の強豪選手が使っていた技ですが横拳でアッパーしたあとに拳を縦にしてアッパーを行いガードをすり抜ける技をつかっていました
ストレートでも使うこともあるって言ってました
 
どうも漫画《はじめの◯歩》に出てくる技みたいですね(笑)
ちなみに私もこの技は喰らわされましたよ(T . T) 
パンチ見えてるのにガードをすり抜けるような気がして脅威に感じました
 
まとめ
私の指導している後輩はどうしても大振りが治らないので縦拳の練習をさせるようにしてから練習のみならず試合でも一本を取ることが出来るようになりました
 
今では横拳に戻して同じフォームでパンチが打てるようになりまし
万人に共通することかどうかはわかりませんが、実績があるので是非試してみて下さい
 

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【第八弾】永井4段が教える 第8回テーマ「日本拳法と筋トレ」

 筋トレは日本拳法に関わらずどんなスポーツでもパフォーマンス向上の為に行っていると思います

 

筋トレはそもそもの身体能力・ベースの向上になりますので筋トレをやって強くなることはあっても弱くなることはありえないと思っています とはいえ、

過剰な筋トレはスピードが落ちたり使えない筋肉になるみたいな話聞いたことないですか?←都市伝説レベルかもしれませんが…

 

そして、実際に筋トレを行うことによって勝てなくなったり、強豪選手が明らかに成績不振になっているケースを見たり聞いたりします

そして、私自身も筋トレのしすぎて弱くはなってはいませんが自身の理想の拳法とはかけ離れた拳法を行わざるを得ない状況になったこともあります←下手くそなだけですが(笑)

 

恐らく身体的に弱くなることはありえないと思いますが、場合によっては日本拳法の強さに直結できない場合があると思います

本日は筋トレを効果的に日本拳法の強さに繋げる際の注意点を説明させて頂きたいと思っています ※あくまでも私の主観ですので悪しからず 筋トレは基本的に強くなるということを前提として、実際に弱くなってしまったケースや可能性があるとすればこうだろうという例をいくつか上げていきたいと思います

①物理的に筋肉が大きくなりすぎて身体の使い方がスムーズにいかなくなる←防具が着装されている分顕著に出ます そのせいでスキが大きくなったり、身体の軸を回せなくなる

②筋肉がパワーアップしすぎて身体操作を上手くできない←軽自動車運転してた人がいきなりF1カーを運転したらスピード出せないし、上手く運転できないですね(T . T) また、筋トレすると身体の形も変わります ※筋トレだけして基本をしていないと起こり得ます

③筋肉増加による体重増加などで怪我をしてしまう これは大いにある話と思いますね 特に膝とか肩を壊す方が多い気がします

④体重増加に伴うスピードダウン これに関しては体重増加よりも筋力が強ければスピードは上がりますがやはり、体重が重ければ基本的にスピードの邪魔にはなりますよね バランスが大事だと思います

⑤筋力がついたことによるスタイル変化 筋力がついたことによって本来、技術選手が打ち合うようになったり、雑になったり、持ち味を活かすことをやめてしまうケースです このケースは結構ありがちで、筋肉が付くと試したくなるのが人間の心理なのかな?と思います

 

①から⑤全てに該当する内容 「本来のパフォーマンスを発揮できなくなる」 上記内容の⑤に関しては特に注意して欲しいと思っています、

本末転倒ですし、スタイルチェンジは上手にしないとホンマに痛い目みます とはいえ筋肉アップによるスタイルチェンジで強くなる選手も大勢いますので 「なりたい自分になる為の筋トレ」を考えてみて下さいね

ちなみに私は①④⑤が該当しており、引退する最後の一年は思うように動けませんでした パワーが上がったので微妙な組み技と引き分け技術でなんとか勝ったりもしてましたけど(笑) 私の場合は手本にする選手を間違えたり、筋トレばっかして基礎を怠ってしまったことが祟ったのでしょう(T . T)

 

今回は極端な筋トレの話ですので、普通の人は筋トレは絶対強くなると思います 本日は以上です 私が手本にして間違えた選手↓

youtu.be

 

参考までに…筋トレのプロのお話です↓

youtu.be

 

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