【第十三弾】永井4段が日本拳法の質問に回答|第一弾

質問コーナー第一弾←メッチャ「ー」が多くて気になりますね(笑)
書くネタはいっぱいあるのですが、言葉で伝えるのが中々難しく、試行錯誤をしておりますので、その間持ちを利用して質問に対して私なりな返答を行いたいと思います。
本日は2questionにお答え致します。
 
ラジオネーム 左Z様より
Q.右構え対左構え、相手の方がリーチある時、後拳面突きを入れたい。
その作りをどうしますか?
 
A.リーチ差がどれぐらいだとか、身長差などの条件によっても変わってしまうのですが
一番は逆体してるので距離が遠いのをどう克服するかだと思います
距離が遠い原因は何かというと、私は「足が被っている」ことだと思います。
 
踏み込む際に足が邪魔で踏み込みが深く出来ないのが距離が遠い最大の原因と考えます
 
ってことは深く踏み込む際に相手の外側、或いは内側に踏み込むことができれば下半身の距離の問題は一旦クリアだと思います。
前回お話しさせて頂いたYラインを意識するといいかもですね
あとは相手の足を踏んでしまってもいいかもですね(笑)
 
逆体による距離の問題を克服したので次にリーチ差を克服しないとですね
リーチ差を克服する為に私は二種類の戦法を容易ます! またやられていやなことも書いときますね!
 
①フィジカル任せに突っ込む
ガードしながら突っ込んで殴ります。中に入れればリーチは関係ないですので!
とはいえ、私は体重が100キロございますのでリーチを潰すというより攻撃を潰してるだけですね(笑) 
 
②相手にパンチを振らせて体を崩した際に踏み込む
これは打ち終わりは体が崩れていたり、打ち終わり時は相手は次の動きに移行しにくいので相手の行動に被せる形ですね(^ ^)
相手の攻撃を横受けなどで捌くのが大事です!また、フェイントや前拳による相手の反応や、相手のバランスが崩れたときはチャンスです
 
その他…私がされて困ったこと
③私は身体が大きな選手ですので、そこまでリーチ差に困ったことは無いのですが、小さな相手でかなり困ったのが、胴に意識をやられて踏み込みが深い時に面突きに移行されました(T . T)
ほんまに、避けれないんですよねぇー上下の打ち分けされると…これも餌まき→回収の流れですね!
 
④前後ろの出入りで翻弄される
踏み込みのフェイントなどや、リアルに出入りが早い選手には面食らいます
相手を捕まえにいくと顔が下がってしまいますので顔下がったところに面突きパコーン(笑)
 
このような形で、距離、リーチを克服出来ればあとは顔を殴るだけ!とお思いと思いきや!!!
 
リーチ差があるってことは身長差があると思います
身長差があるということは顔までの距離が遠いですね(T . T)
下からパンチを打ち込むのは非常に難しいので、顔を下げさしたいですので③や④を利用すると良いかもですね!
緩急やフェイントもいい武器になりますね
 
長々と語ってしまいましたが、結局私ならどうするのか?
 
私なら相手に胴突き餌まき
↓↓↓
回収は相手の外側に足を踏み出して、自分の顔を外側に逃がしながら顔に向けたスイングパンチ←野球のピッチャーみたいな感じ!←胴抜きと見せかける演技を行いながらです!
何が良いって胴に意識が行っているので目線が下がってれば意識の外からパンチが当たります(^ ^)
この形は私がサウスポーに対しよく使う形で胴打ちが下手くそなので前蹴りで意識だけは下にやっとくとかで代用することも多いです。ガード下がりますからね(^ ^)
邪道かもしれませんがスイングパンチは身長差やリーチ差を克服する武器になるかもですね(^^)
 
…恐縮です(~_~;)
 
 
 
ラジオネーム KSU様
Q.漠然としてしまうのですが、構えについてお聞きしたいです。心構えなどメンタル的なことも、技術的なところもですが。重心、力みとのつきあい方、意識すること・しないこと等、改めて御考えをきければ幸いです。
 
A.「垂肩閉脇」を意識して下さい!
↑スイケンヘイキョウと読みます
漢字の通りですが肩を垂らす、脇を閉める
シンプルですが上半身の意識としてはこれだけで大丈夫です。
肩を垂らすということは脱力が出来ていないと垂らすことは出来ません、脇を締めてるということは大振りパンチはありません。
色々考えてしまうと、逆に力んでしまうのであまり考えすぎずにリラックスして下さい
 
また、私は構えとは下半身が重要と考えています。先日お伝えした、浮き足立つのをやめてもらい、重心の位置を感じてもらうことが良い構えだと思います!
 
私の場合は緊張感して棒立ちになってしまっているので膝を柔らかくと意識していました←試合は緊張しすぎてあんまりですが(笑)
 
メンタル的なものに関しては人それぞれの考え方があると思いますが私は楽しむことが一番大事だと思います《楽しむ=余裕》闘争心も大事ですが、楽しむ心がないと長続きしないですし、闘争心が逆に力みにもなりますので!←全国上位を狙うなら楽しむだけではダメだと思いますが…
 
あとは、下半身或いは上半身で軽くリズム取ってみると次の動きに移行しやすいかもです
 
無から動よりも動から動の方が移行しやすいですよ(^ ^)
 
技術的な面に関しては歩法でしょうね!
歩法こそ武道の奥義とも言われています。
足捌きなどを気にして練習してみてもいいと思います!←これは次回お伺いした際に!
 
あと私は用途によって構えの際に手の位置を変えています
例えば、相手と距離を取りたい時は前拳を伸ばして構えますし、相手に入ってきてほしい、カウンター狙いの時などは前拳を短くしています。多分この前の練習動画で北原さんとやってる時なんかは途中、前拳を落としてワザと打たせて捌く→パンチをしてるはずです!
また、相手を翻弄する際はメイウェザースタイル!でリズム刻みます(^^)
 
構えは一番ニュートラルな状態です、どんな時でもパンチができてどんな時でも避けることができ、どんな時でも左右前後に動けることこそが構えと思います 
それを意識すれば自ずと答えはでると思います(^^)
 
 
長々なってしまいましたが本日はこの辺で!
答えれることあれば、私なりにお答えさしてもらうんでご気軽に
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