第22回永井4段が教える日本拳法コラム|第22回《背が高い選手に使って見て欲しい2つの技》》

 
ダンベルはもう握りたくない永井です笑
 
本日は背が高い選手に特に使って欲しい技です!
近々に西日本団体戦がありましてウチの背が高い選手が大分調子が悪く一本が取れませんでした
苦肉の策で授けた技がバチギマリして勝てたので紹介しようと思います
その技とは…
 
「顔面への膝蹴り」
 
です!
 
前提として、この技はリスクが高いです
何かゆーたら高い位置を近距離、組み際で蹴る形になりますので足払いなどの技で倒かされる可能性があります
重心が浮きやすいし、蹴り技なので必ず片足になっちゃいますからね
 
とはいえ、顔面への膝蹴りは
「優遇技」となります←詳しくは第2弾で
 
優遇技とは簡単にゆうとちゃんと当たれば日本拳法の性質上、一本にせざるを得ない技を優遇技と呼んでいます
なので、体調悪くてキレが悪い…一本取れない…体力がなくなって泥仕合…ってときでも一本とることができます!
 
私の感覚では自分の胸より相手の頭が下がっていれば一本になりやすい気がします
また相手の体制を崩した時も一本なりやすいです
※形悪かったり、審判に見えなかったりするととってくれないので連打or決めアピールは忘れずに
 
そもそも背が高ければ何もしなくても相手の頭が低い位置にあることもありますよね!
相手の頭を下げる作業が少し楽になったり、作業自身がなくなることもありますよね?
そういう意味で背が高い選手に使って欲しいわけですよ!
 
この技を使うときに大切なことは相手の体制を崩す、自分の体制を崩さないことです←片足になりますから
 
そこで本日は背の高い選手にもう1つ使って欲しい技を紹介さしてもらいます
それは…
 
「相手の頭を下げる」です
 
これは優遇技を使用するときに非常に有効であるとともに、相手をコントロールすることができますので投げられにくくなったり、次の攻撃への起点となりうります
また、顔面への膝との相性もよく、決め手とリスクヘッジ両方の効果があります
膝だけでなく後頭部に対しての突きにも移行できます
 
この技を使うときに大切なことは癖付けることです!
すきあらば使用する技ですので考えている時間すら惜しいと思いま
※技とは呼べるものではないかもですがかなり有効な技で、大物相手でも審判に嫌われても優遇技に繋げれば絶対に一本になりますから
 
背が高ければ頭を下に押しやすいはずなので上記技と一緒に使用して見てくださいね
※頭を落としきってもいいですし、多少落とすだけでもいいです、状況によって使い分けて下さい
 
まとめ
強い選手は絶対的に優遇技の処理を怠りません、取れるところで取りこぼさないのが勝利への近道です
 
また、日本拳法の一本判定は私は口で説明しにくいぐらい雰囲気的な部分で取っているケースが多い気がします、結局審判が一本の判定をしますので旗を上げやすくする必要があると思います、そこで必要なのが「決め・アピール」ですね
優遇技は勢いよりも決め、アピールが大事と思いますので意識して見てくださいね
↑動画はこれまた、編集がめんどくさくほぼ自身の動画ですので大したことないです💦
雰囲気だけ掴んでください
 
あと最後に友中選手の組が入ってますら頭下げからの裏に注目です
 

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