第33回永井4段が教える日本拳法コラム| 続ブログ書いてる永井さんはどんな人?

最近ドラマの「大恋愛」にハマっている永井です!めっちゃ面白いっす!普及活動したいっす笑

あと「今日から俺は」も面白いっす!

最近ドラマにハマっとりやす!

 

今回は前回の続きとなります! おもろくないかもですか良ければ読んでみて下さいね!

 

⑥私が印象に残った対戦相手!

 

やっぱり強かったのは秋葉選手 

単純に熊と戦うとこんな感覚なんだろなーと思いました!

何が怖いって攻撃後を狙って組みにくるところと、距離潰されるので生きたパンチを当てれない、1発目の生きたパンチはディフェンスで潰されます!恐らく相当日本拳法対策をされたと思います。

 

産業大学OB中矢選手 引き分けでしたがガードの上殴られた拳が石のような硬さでビックリしました!天性ってあるんですね( ̄◇ ̄;)

パンチの硬さ、痛たさは一番だったかも…夏山選手も痛かったなぁー

 

メキシコ人選手 身体能力高すぎ!

開始と同時にミドルキックされて見えなかった笑 細い体だったので投げに行ったら背負い投げされてビックリ!!!

後で聞いたらバックボーン柔道でしたよ!

一応勝ちました!!!←場外警告を利用して

 

第一空挺団の鳥海選手?

すいません、ちゃんと名前覚えてなくて

うますぎ!

 

試合で足払いでこけたのは後にも先にもこれが最後でした!

キメが甘かったので立ち上がりましたが、空挺団特有のノーモーションストレートは反応秀逸でした!

 

 

桃山OB 泉北桃拳会 油谷将太

 

私の中で世界最強のデブと思ってます←友人なので笑

間違いなく同期で一番強く、そして誰よりも強いと思わせてくれる選手がこの選手です!

 

単純な強さだけじゃなくて、旨さと強さと圧倒するなにか…単純な強さの話ではなく、やってて一番怖いし、一番上手い、強いと感じるのが彼!

ほんまに上手くて上下打ち分け、フェイント、踏み込み、前拳全く見えない、分かってても反応できない…私は彼からこんな拳法があるのかと学生時代学んだのです!

ただデブらずに最高の形でいけたらどこまで行けたんだろうといつも思います!

 

ちなみに彼は角野選手を練習で唯一殺す寸前まで追い詰めて泣きべそかかせた選手です笑

体育大では悪魔と恐れられてます!!

現役離れてホンマに太ってる時に全国3位の角野選手を泣かすってやばくないですか?

 

大阪市立大 高谷選手

強いんですけど少し地味な選手なイメージでしたが、常に上位にくる意味を戦ってわかりました!我慢強い、身体強い、身体能力高い、勝負強い、なんでもできる、体力ある、ある意味一番やったら疲れる、大変なタイプだと思いました

こういう強さこそ、日頃の鍛錬の賜物です!

総合選手権ベスト4時の快進撃は凄かった

 

中央大学 浜田選手

二回戦いましたが、この手の重戦車タイプは痛いし美味いし、何より組みが強い!

1回目は特に強かった…痛いんですよ!!!

 

二回目はなかなかの泥仕合で互いに前フル試合後でしたから体力が尽きていましたよ

youtu.be

 

⑦私にとっての転機

私が引退する決意の年始め、私はある高校拳法家と出会いました!その選手こそよくブログに道場する角野晃平選手です。

なんで角野選手がよく登場するかは下記の内容為なのです^_^

 

当時の彼は高校三年生春正直強さのかけらも無く、なんの期待もしていなかった選手でしたが、高校三年時の西日本大会で4位になることができました。この頃は特に指導したわけでも無く、たまたま見に行った試合中にしたアドバイスがバチギマリして勝てたので、それがあってかもしれませんが、動画送られてきてLINEで指導を求められたり、合宿に呼ばれたりすることが多くなりましたよ!

 

そらぁー当時の私からしたら弱小高校のエース如きの指導なんて余裕だわ!!!って思ってたんですけども、合宿時に彼の才能を垣間見る瞬間がありました。

 

彼の年は小柄な選手が多く、下がる拳法相手の対策を教えていたのですが…1発で完全に動きをトレースして、しかも、そのデモで見せた足払いからの回し蹴りを恐らく使ったことないのに実践練習で1発で成功させてしまいました…私よりも上手に笑

 

まさか一回でモノにするなんて…その瞬間から私は彼に惚れ込んだのを覚えています…その瞬間からこの才能をこの素材を活かすも殺すも私次第かもと使命感を持ちましたよ!指導者がほぼ皆無な学校でしたしね!

いやー怖かったですよー指導経験なんて殆ど無かったですからねー

でも彼の才能はそんなとこではなく、日本拳法を好きが故の努力の方向性を定める力や楽しむことによる努力の効率化、あと誰にでも好かれて色んなこと教えてもらえる人柄だと私は思っています

※メンタルの強さも筋金入りです!

 

私の指導法ってのは練習に行けない時は動画を送ってもらい、面倒くさいぐらい長いLINEで指導します!正直面倒いと思いますよー笑

めっちゃ長いですからねー

 

あと対戦相手の分析!穴が空くほど対戦相手を見て戦い方、作戦、注意点をLINEで長々伝えます!

 

そんなめんどくさい私の指導法にずっと付いてきてくれて、何より私が言ったことの殆ど全てを取得しているのです!

前蹴りの取得、◯◯の突き、◯◯、対策関係、上下打ち分け、餌まき回収、ニュートラル、打たないプレッシャー、その他諸々…

強くなりたいって意思が非常に強く、何より彼の拳法は楽しそうです。

 

ここ一年の成長は特に凄く、今年の彼のモチベーションと努力は凄かったと思います!

 

私は今年は殆ど指導する事なく、自身で出稽古や研究を重ねたみたいです!

もう今は私の指導なく自身の工夫と行動力で勝手に強くなっていっています!

もう必要ないと思うと少し寂しいですけどね…

無限の可能性すら感じます笑 大袈裟ですかね?笑

 って角野選手の紹介になっちゃいましたね笑

 

なんせ、彼との出会いは私が日本拳法から足を洗う時間を少しだけ伸ばしてくれました…

そして、学生全国優勝は高3から見てきた私としては誰よりも嬉しいと思ってますよ!

 

一回生からずっと総合優勝、名古屋優勝って言い続けてホンマに総合優勝も現実味が増してました!

最初の頃は言うのも恥ずかしいぐらいでしたけどね!言い続ければ叶う時もあるんですね

彼と出会えたことは私にとっての転機となりました!あと一年…角野選手が卒業するまでは防具捨てるのはやめときます笑

 

晃平ちゃんの膝に悶絶

youtu.be

 

↓懐かしい動画です!

youtu.be

 

 

そして、もう一つの出会いが角野選手が大学一回生の時の4回生との出会いです!

彼らが三回生の時に出会ったのですが、ホンマにホンマに弱い…弱すぎる…って感じで、この環境に角野選手が進むのは私としては不安しかありませんでした。正直、角野選手教えのついでで一緒に練習してたレベルでした…

でも結果から言うとこの大学4回生達との一年間が角野選手にとって私にとって非常に成長できる非常に大切な時間となりました。

 

 

4回生初陣にて

西日本団体戦優勝校に勝てはしないものの大善戦したのです!その後龍谷大学にも!しかも、当時西日本で最強との呼び声高い宇山選手にウチの檜皮田選手が勝ってしまったのです!!!!!

youtu.be

 

どれぐらいすごいかって言うと高校生がダルビッシュ選手からホームラン打つぐらいだと思います笑←大袈裟笑

ビビり倒しましたよ笑

 

檜皮田選手、角野選手の二枚看板に長身打撃特化選手、組み特化選手、スピード特化選手、バランス選手、筋肉マンなど、いままででは考えられないぐらいバラエティに富んでましたよ!

一芸に秀でてる選手が多く噛み合えばかなりいい感じでした!

 

第20回で紹介した才能が開花した檜皮田選手含、4回生たちの覚醒を目の当たりにしました。

 

でも才能が勝手に開花したわけではなく彼らは工夫し、チームとして皆んなで勝ちに向かって進んで行く、その姿に私は感銘を受けました…

最後の引退試合は恥ずかしながら私が防具をつけてウォーミングアップを手伝うぐらい入れ込みました笑

残念ながら明治大学に一回戦で敗れましたが、最後の最後まで相手を追い詰めたと思います←その大将戦で原田選手と角野選手が試合できたのは彼にとって非常に大切な経験となりました!

 

私はその当時のキャプテンと東京全国でベスト4に入ってくれと約束を交わしました!

そして、彼らはその約束を守ってくれたのです!

恐らくウチの大学が東京全国でベスト4なんてあり得ない快挙だったと思います…

夢見れたし、夢を乗せてくれたし、なんか年甲斐にもなく青春しましたよ笑

あの当時は拳法人生で一番幸せな一年だったかもしれません!

彼らのお陰で私は未だに日本拳法にかかわることが出来ています。

引退したら防具捨てるつもりでしたから笑

 

⑦自由会との関係

自由会の創設者の1人kさんは高校時代の仲間で、今も拳法に携わっている数少ない仲間です!

 

そんな彼のお陰でこうやってブログを任せて頂けてるので本当に感謝です。

こうやって考えていることを文書にすることにより、なんとなくだったことが具体化され、より指導する際に適切な内容をお伝えできていると思っています!←適切かはわからんけども笑

また、自由会の皆様は本当に優しく迎えて頂き本当に感謝しております!

 

 

 

⑧選手としてのエピソード!

カッコいいエピソードなんて一度たりともないんですけども、印象に残ってる試合が二試合ございます!

 

1つは学生全国である選手と戦った時に、その選手が有名選手で高校の時に嫌な負け方をしていつかリベンジしたいと思っており、最後のチャンスが最後の大会で回ってきました!

 

緊張しぃの私がたった一度だけ、死ぬほど集中できた燃えた試合でした…試合内容全く覚えてなくて、どうやって勝ったかもなんと無くしか覚えてないし、気がついたら勝ってたって感じでした…集中するとこんなことがおるんだなぁと不思議でしたよ!

 

マヨちゃんからはなんか怖かったって言われました!人間集中が大切ですね!

後にも先にもこのような現象は一回だけです!

その後の試合も集中力が持続したのか強豪選手を倒してベスト8になりましたが、ここで怪物浜田選手に足払いというなのローキックで集中力を切らされました笑

 

あんにゃろー痛かったぜー笑

強すぎだぜー笑

 

もう一つは社会人になり引退する年についにどうしても勝ちたかった相手と戦うことが出来ました!

彼は高校の頃、私の先輩の個人4タイトルグランドスラムを唯一阻んだ選手なのです!

 

私の同い年で高校二年生で夏の全国を優勝しました。私の中では先輩を神格化していたので、彼が勝利した時、めちゃめちゃ落胆したのを覚えています。いつか倒したい相手No.1になりました!

学生時代に対戦することはなかったですが!

そんな彼は数少ない社会人でも続けている選手で、社会人になってからも私の目標であり、憧れでいてくれたのです!

ホンマに強かったし、かっこいいんですよね

 

そんな彼にどうしても勝ちたかった私は、ある作戦を実行しました!

その作戦とはいつか戦う時に備え、彼の選手特性を考え、一番嫌がるであろう暖めていた作戦で、好戦的な拳法に対して相手の土俵で戦わない、相手の気持ちを反らす拳法です!

 

それこそ場外警告取られてでも勝ちに行きましたよ笑

この時の勝利は後に研究や戦い方や作戦などを使えば勝率を上げれるということに気がつきましたよ!

そのイズムは角野選手にも引き継がれてると思うので、見てみて下さいね^_^

ちなみに彼は私と違って面白い試合しますよ!

 

 

⑨助けてくれた技

私体力がなく、身体大きいから隙が多く、最初の頃は自分の弱点をなかなか克服できませんでした。

そんな私を助けてくれた有難い技達を紹介したします。

 

まず、待ち蹴り…これは私は体力がないので連撃後に一息ついた時に相手が飛び込んでくるのでこの技で一本とりました。体力ない私が仕留め損なった相手を倒せる有難い技でした。痛風と共に私の元から去った技でした笑

 

肘関節…これは使っていいのか分かりませんが、社会人になり自衛隊との対戦が非常に多くなり必然組みのスキルが求められ、乱暴に組みに来る自衛隊相手に肘関節をバレないようにかまして、組みから逃げたり、ビビったとこを投げたりしてました!社会人になってからの生命線となりました!

今は怪我さしちゃいけないので指導時は使用しないように、しています!

 

ワザと胴を空けて限定された攻撃へのカウンター、学生時代はこの技のお陰で胴抜きに対してある程度対策することが出来ました。

また打ってきた攻撃に対してのカウンターは一本になりやすく大学1.2回はこの技の使用頻度高かったかもです! ガードでき切らないらワザと打たせる!

ただ、連撃やフェイントによく引っ掛けられて失敗もしばしば!

でもこの技が誘いなどのいまの拳法の先駆けですよ!

 

蹴り組み

この技はいずれ紹介します!

私が奥義と呼んでいた技で特に凄い技でもないんですけどね笑

お気に入りの技で昔の動画見ると結構使用頻度高く、一本脱出率も高い技でした!

 

とりあえずこんなもんですね!

超長くなっちゃいましたが…最後まで読んでいただいた方々、ありがとうございました!

今回はイイね少ないだろなぁ笑

 

※最近イイね一杯貰える記事を心がけてるので笑

 

正直実績も強さも大したこと無い私ですので、なかなかお伝えした内容を信用して貰えないと思います!でも拳法に関しては実践を含む研究を怠ったことはありせん!

 

また、角野選手に指導した内容には自信があります!

だから、ある程度自信を持ってお伝えしている内容も多いのでおもしろいと思う方は是非、実践してみてくださいね笑

とはいえ未熟だし、合う合わんもあると思うし、基礎の指導は苦手です笑←基礎は外注してます笑

 

誰の指導を信じる信じないかも、努力の方向性を定める力ですよ^_^

 

その他コラムまとめは下記から

 

niken-jiyuukai.hatenablog.com

 
 

東京都で開催中!日本拳法 自由会の概要はこちら

 

過去の練習報告・練習動画 体験申込は下記から

https://facebook.com/nikkenjiyuka