12月16日(土)田町での総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告

12月16日(土)田町にある港区スポーツセンターでの総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告を致します。

 

 

畳の練習場が空いていたので、試合形式の練習やスパーリングなどを行いました。

年の瀬という事もあり、練習方針や各自がやりたい事などをヒアリングできましたので

今後の練習に反映していこうと思います。

 

 

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【第七弾】永井4段が教える 日本拳法のオススメ技Part2 相手を翻弄するフェイント・餌まき

タイトルにもあるフェイントと餌撒きの違いと用途を私なりの解釈で説明させて頂きます
 
 
少し前の話になりますが、私は一度だけ自由会にお伺いさせていただいたことがあり
 
その際に濱口さん、河野さん、北原さん、掛須さんとお手合わせさせて頂きました
 
皆さんフィジカル面や攻撃力面で強力な武器をお持ちと感じました
 
その反面、間合い、攻撃が単調、戦い方が課題かなと思いました
 
本日お話する内容を理解・実践することができれば課題をクリアすることは勿論初段レベルにはまず負けなくなります
 

niken-jiyuukai.hatenablog.com

 
 さらに追求していけば多少リーチや体格があれば片手で初段レベルを圧倒できるようになります よくない言い方をすればオモチャにすることができるようになります笑
 
また、今回お話する内容は私自身の拳法の中で1番大切にしている技・考え方といっても過言ではない内容ですので取得して頂ければ幸いです
 
それでは本題スタートです
 
 
 
 
「フェイントとはその場で相手を翻弄する技」
 
「餌撒きとは未来に相手を翻弄する技」
 
 
ちょっとカッコつけた言い方してみました(笑)
 
 
フェイントについて
 
フェイントに関しては一般的によく使われているのでご存知とは思いますが共通認識の為に説明させていただきます
 
相手の意表をつく、見せかけの動作やタイミングを外すことです
フェイントの使い道は、その瞬間に思い通りに相手を反応させること、どういう反応するかによって次の攻撃の判断材料にすることだと思っています
 
注目すべきは超ローコストで高い効果を発揮できます
 
※コスト=体力・リスク・発動時間など
 
私はフェイントには二種類あると思います
 
①相手の思考に訴えかけるフェイント
フェイントがくると分かっている、或いは気づかせる状態で使用することにより、対戦者に迷いや、勘ぐりを生じさせ相手のパフォーマンスを下げる、思い通りに反応させる
フェイント自身に恐怖やプレッシャーを感じさせている
思考停止で殴りかかってきた相手を心理戦に引きづり込む
 
 
②本能に訴えかけるフェイント
フェイントを行なっていることに気づかれない、ダメージを受けた際に気づく、本能に訴えかけるので相手はどうしても反応してしまう
思考停止で殴りかかってきた相手にスキを作る 相手は何故攻撃を食らったかわからない
 
或いはダメージを与えたのちに①に移行する
 
フェイントには色々な効果、用途があると思いますが、考える力をアウトプットする入り口の一つになると思います
 
具体的なフェイント例
①前拳軽く下げる→元の位置に戻すと見せかけて素早く殴る
②肩を軽く内っ側に入れる→元の位置に戻すと見せかけて素早く殴る
③ワンツーを打つフリしながら水面下で後ろ足を引きつけておく→後ろ足で地面を蹴って踏み込んでワンツー
④前拳フックのモーションを途中で止めて後拳ストレートと放つ
⑤踏み込みのフェイント
⑥目線フェイント
 
ちょっと動作を言葉で説明するのは難しいですが⑤⑥なんかはオススメですので是非!
 
 
 
餌撒きについて…
餌=メインの攻撃を引き立てる攻撃
回収=メインの攻撃
餌を撒く→回収の流れで時限式に相手を翻弄する技です
この流れを繰り返すことによって餌すらもメイン攻撃に変わりうること、普通の攻撃が必殺技に激変することが最大の利点と思います
フェイントと違い、効果が発揮されるまでに時間がかかることと、効果を発揮するまでに負けてしまうこともある為、フェイントよりもコストが高いと言えると思いますが、条件を満たすことができれば全体的に試合を支配することができま
餌撒きにも様々な種類があると思おますのでいくつか紹介させて頂きます 
 
①回収技を出さない餌撒き
技を出さないことにより相手に勝負所の攻撃を悟らせない状態を作ります
 
例えば試合開始してから、胴抜きを行わずに何度も何度も面突きを繰り返して下さい
そして、勝負所で回収技の胴抜きを出します
相手が思考停止していれば打って来ない技はないものと感じます、胴が来ないな?と思っていても面突きに慣らされた後では胴抜きに反応しにくかった状態になりますので回収技が当たりやすくなります
高等テクニックで面突きを打つ目線で胴抜きすることにより、より気づかせにくい、目線フェイントとの複合的技
このように未来に出す技を勝負所まで出さないことが①回収技を出さない餌撒きと考えて下さい
 
また、私の必殺技
 
「サブマリンステルスパンチ」
 
って技があるんですがこれは餌撒きと回収が簡単にできる技となりますのでいずれ紹介させていただきます
※名前が中二病なのは技を放つ際に分かりやすくするためです(笑)
 
 
②タイミングを使った餌撒き
回収する際と違うタイミングで回収技を刷り込んで、回収する際にタイミングをズラします
例ワンツーパンチを同じタイミングで何度も繰り返して、回収する際にツーのタイミングをズラします←タイミングのフェイントと餌撒きの複合です
 
に関しては野球でいうと直球を何度も投げて同じに軌道でチェンジアップを投げタイミングは外すことと同じです 
 
③餌撒き回収を裏返す
回収し終わった後からがこの餌撒きの真骨頂となります
1回目の回収が成功すれば成功した技に意識がいってしまうでしょ
そうなると次は回収技が餌撒きになります
また、元々の餌が回収技にもなりえます
 
こういった状態を作り出すことが餌撒きのゴールであると思います
ただし、餌撒きを考えすぎて逆にスキを作ってしまうケースもありますので考え方の一つとしてら持っておくぐらいにしておいて、得意餌撒きパターンを一つか二つ持っておくぐらいでいいと思いま
 
④戦い方の餌撒き←次回以降に説明させて頂きます、これが1番簡単に試合をコントロールできると思います ちなみにこの前自由会にお伺いしたときは、主にこれを使っていました
 
 
まとめ
あくまでも理想論を語っているので思った通りに行かない、ここまで試合中に考えれないなんて意見も多いと思いますが、少なくとも私の指導している後輩はこの技・考え方で勝率が上がりました
 
また私自身も体力を温存しながら優位な立場で戦うことができたので体力のない私は大変助かりました←特に練習の時は…
 
まぁ私は前に出る拳法信者ですのでこんなこと考えてる暇あったら前に出ろってのも思うんですけどね笑
 
前回自由会にお伺いした際の練習動画を見て頂ければわかると思いますが私は必要以上に前蹴りを出しています!
 
あれは餌撒きの一種です←別に餌撒きしようなんて思ってるわけではなく意識散らすことと回収技を決定していただけですが!
 
意識を下に下に生かすことにより上のパンチが当たりやすくなります、さらに上も下も両方に意識がいくと対戦者は翻弄されただのジャブでさえ必殺技のように感じます
 
そして、トドメの蹴りフェイントからの後拳
これも餌撒き→回収の流れになっています
 
私のオススメは練習を軽くストーリー仕立てでしてみることです、この技で決める 決めた後はこの技で決める 、最初はわざと追い込まれる、餌撒きはこれでいくなど…
 
レベルが相手より劣っていても相手にマックスパフォーマンスを出させなければ勝つことができます 
人間ですのでどれだけ強くても体調、精神状態、相性によって負けてしまうこともあるでしょう
今回の内容ができれば様々な面で相手の力をコントロールすることが可能になります
 
今回はちょっと解りずらい内容でフェイントと餌撒きが重複している部分もあるような記事で非常に申し訳ありません、とにかく考える力を武器にする一つの方法として参考にしてみて下さい…でも考えすぎはよくないですよ(笑)
 
動画はタイミングズラしのフェイントであり、餌の回収です←餌は載ってません(笑) 
下手くそですいません、雰囲気だけ掴んでください
 
 
 

そのコラムまとめは下記から

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12月9日(土)御茶ノ水での総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告

12月9日(土)御茶ノ水での総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告をいたします。

 

当初参加人数少なめだったんですが、急遽空手出身の方が体験参加に来ていただきまして、とても刺激的な練習になりました。

面ありフルコンタクトは初めてとのことでしてが、そんなキャリアの差は感じさせないくらいの踏み込みの速さ。
特に面への突きに対する精神的な遠慮がなくなってからの活躍は眼を見張るものでした。

当たり前の話ですが、全ての格闘技はルールで守られています。
我々日本拳法の世界では面への蹴りは比較的珍しい攻撃ですが、空手やテコンドー出身の方は躊躇なく蹴ってきます。
で、我々、というか私は面への蹴りの心構えがない故に驚きとともにまともに受けてしまうわけです。

常にあらゆる攻撃への対応を念頭に置かねばならない、そう強く感じた練習でした。
また日本拳法においては自分より歴の浅いメンバーに思い切り投げられたのもいい意味でのカルチャーショックでした。

これまで通り自分の得意領域は大切にしつつ、守りや対応という意味ではもう少し幅を広げていこうと思います。

 

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【第六弾】永井4段が教える 日本拳法で身体的に上回る相手と戦える武器

前回と違って真面目にお話しするのでよろしくお願い致します
 
はじめに…
日本拳法の試合は体重別ではないので果たしてフェアなのか?と思っている人は少なくないでしょう 人間には必ず人それぞれの体格や能力を持っています その持っている体格、能力でいかにして勝つか、それが日本拳法の醍醐味と言えるでしょう
 
永井4段の過去の投稿は下記から
 
 
まず拳法において技術面以外で優位になる武器を考えていきましょ
①体格差
②リーチ
③フィジカル
④スピード
⑤センス
⑥体力
※以下①から⑤を持っている人を「持っている者」 逆を「持たざる者」と呼びます
 
⑥を除く①から⑤までは身体能力や感性の話になりますので努力でどうにかなる場合もありますし、ならない場合もあると思います
いわゆる才能の部分ですね
例えば体重100キロの選手と45キロの選手が戦ったら100キロの選手のほうが圧力、パワーの面において圧倒的に優位ですし、45キロの選手が体重をどれだけ増やしても100キロにはなれません、さらにスピードが落ちてしまう可能性もでてきます
持っている者は持たざる者よりも圧倒的に優位であるということは紛れもなく真実と思います
 
しかし…安心してください
優位であることと勝利することは違います
絶対に持っている者が勝つわけではありませんよね?
 
私は普遍的な優位なんてものはこの世に存在しないと思っています
人には得意不得意、相性があります
そして、何より日本拳法には防具がついていますので打撃で倒れるなんてことはほとんど起こりませんのでキックボクシングやMMAに比べると身体的に劣っていても戦う手段があると思います 防具のおかげで我慢強く戦うことが可能になりますのでその分いろんなことを仕掛けることが可能です
ではどうやって持っている者を倒せばいいのか…本日は私の考えの一つを記載させて頂きます
 
持ってないなら武器を作ればいい!
「考える力」を武器にする
 
例えば私自身が①体が大きく②リーチがある部類に入ると思いますが内側に入られるとどうしても力の入ったパンチが打ちにくいですし、目線が下がりますのでオーバーハンドパンチを食らったり、上に意識がいけば胴を抜かれるなど要らぬストレスを感じでしまいます 中に入られるとプレッシャーをより多く感じ後ろに下がってしまうケースもよくあります
また体格ある選手が小さな選手よりスピードがあるなんてことはなかなかないでしょう 
フィジカルがどれだけあっても技術系にスカされ抜かれてしまえばフィジカルを発揮することはできません
④スピード⑤センスがあっても強靭なフィジカルや組技に潰されることもあるでしょう
また、例えば身体が小さい人は身体の大きな人にはない日本拳法のルールにおいて優位な武器を持っています、それは身体が小さいということは的が小さいということです 防具がついているのでダメージが少なく一本にならないように少しだけディフェンスやガードを練習するだけで打撃をくらう確率が大きな体の人より格段に下がります
リーチがない人はパンチの回転力を上げることが可能ですので連打で圧倒することができるかもしれません
など、自分が不利と思っている部分が実は相手にとって凄く嫌な武器だったりすることもありえます…こういった不利を武器に変換し、有効な戦い方をすることも「考える力」です←ポジティブな考え方とも言えますね
私は「考える力」は①から⑤の武器に劣らない武器になりうると考えています
なにより「考える力」はどんな選手にでも備わっていて、持っているとか持ってないとかは関係ありません
 
じゃあ考える力だけあれば持たざる者が持っている者に対抗できるって思ってしまったそこのあなた、現実はそんなに甘くありません 
まず、対戦相手が持っているという事実は思っている以上に大きな壁となります
あとは持っている者も考える力があります笑
 
とはいうものの持っている者は考える力を使わず勝ててしまうので利用していない人も多いと思います←低段者に限りますが
 
そして、考える力を武器として利用するには考えた内容を実行しなければいけません
そして実行する為に必要な項目が2つ!
 
「実行する勇気・決断」
「実行する体力」
 
です!
 
まず、何故勇気なのか…いざ考えた作戦を実行しても持っている者が持ってるという事実が変わるわけではありませんので、怖さや保身、プレッシャーで中途半端や迷いが生じます
そういった行動は命取りになります
また、作戦がうまくいかないときにプランBに移行するか否か、その選択が最良かどうかで迷う人もいるでしょう
そうならない為に「実行する勇気・決断」が必要です 決断したことは勇気をもってやり遂げてみて下さい
 
「実行する体力」に関しては当たり前のことですよね?笑
でも体力だけはほとんどの人が努力でどうにかなる問題です、他に比べると才能に依存する部分が少ないですので、考える力のマックスパフォーマンスの為にも体力をつけて下さいね
 
まとめ
今回は長くなってしまいましたが、不利とか有利とかにとらわれずに、ポジティブに持っている武器でどう勝つかを考え実行してみて下さ
私も高校生や大学生を指導していますが案外何も考えていない人は多いみたいですし、私の知り合いのキックボクシング世界王者は弱い後輩の試合を見て何がしたいかわからん、もっとしたいことを具体化しなさいと言っています
試合でスピード系の選手がスピードで負けた際に戦い方で勝利したケースも見たことがあります 戦い方も考える力の一つ目ですね
皆さんも考える力を使った拳法してみませんか?
…でもね考えすぎはよくないですよ(笑)
 
 
永井4段の過去の日本拳法コラムは下記から
 
 

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【第五弾】永井4段が教える 日本拳法では結局誰の戦い方を真似すればいいのか Part1

模倣からオリジナルは生まれると思います
 
まずは強い選手の良い所をパクりまくることが近道になると思いま
とにかく強くなりたければ色んな拳法を知ることだと思います
 
また、去年の総合選手権チャンピオンは自分自身の拳法を何度も何度も見るみたいです、強くなるには自分が今どんな拳法をしているかを把握するのとも大切ですので是非練習時には動画を回してみてください
 
今回は完全に私の趣味の時間でございます(笑)
私の大好きな選手、高レベルな選手を部門ごとに紹介いたしますのでYouTube検索して見てください
 
永井4段の過去の投稿は下記から
 
 
それでは趣味の時間スタートです(笑)

①身体の大きな人が真似して欲しい選手

2015年総合選手権チャンピオン
前川晴人選手 
高身長、ガタイ良、リーチ長、組技良、攻撃力高、フィジカル強、勝負所強し、オールラウンドな大型選手です
 
私が一番憧れたと言っても過言ではありません
 
私の好きな前川選手の技は回転力のある連打ですね、まるででんでん太鼓のような連打で相手を圧倒します
 
 
安定感が抜群でほとんど負けている所を見たことが有りません、恐らく組技での一本奪取率の高さも起因していると思います
動画は2015年総合選手権決勝で伝説の試合として語り継がれてます、いや私が語り継いでます(笑)
 
 

②フィジカルに自信がない人に真似して欲しい選手

2016年大学二回生で学生チャンピオン
大学一回生で総合選手権3位
前田稔輝選手
 
日本拳法の選手にしては身体が小さく、フィジカル面で不利なはずなのにそれを物ともせずに、持ち前の左右フットワークと上下の打ち分け、カウンター、何より場外際からのエスケープが上手すぎるサウスポーの選手です
 
二度ほど手合わせしましたがホンマに捕まえれない
 
パンチの形、踏み込み、場外際などパクる部分が非常に多いです 
私が好きな前田選手の技は踏み込みからの攻撃後に相手が出てきたとこに対するカウンターですね とにかくどんな場面でも集中力を絶やさない姿に憧れてしまいます
 

③トリッキーな拳法をしたいと思ってる人に真似して欲しい選手

タイトルはないが大物食い 
団体戦では頼りになるゲームメイカー 
個人戦ではエンターテイナー(笑)
家鋪真誉選手
 
まずは最初の動画を見てみて下さい ホンマに日本拳法?ってなりますよ(笑)ちょっと太ってるときの動画ですが本来はハンドスピナー並みの回転力が有ります
家鋪選手の魅力はハイキックなどの大技を絶妙なタイミングで叩き込む、目線も含めたフェイント、餌まきいやらし過ぎる戦い方ですね 
そんな中でも一番好きな所は生粋の引き分け名人な所です
二つ目の動画は②の選手と戦ってます
見事な引き分けです
 
 
団体戦において相手の最強選手を引き分けにすることは勝利への大きな一本となります
拳法界になかなかこんなトリッキーな選手はいないのでオンリーワンを目指すなら家鋪選手の技をパクってみて下さい
 

④身体の小さな選手に真似して欲しい選手

関西大学団体戦で優勝に導いた立役者
西浦雅貴選手
 
本当にここまで小さな身体でここまでやる選手を他にしりません、西浦選手の強さは何と言っても我慢強い勝負強いところでしょう
 
自分より大きな選手に投げられても何度も何度も立ち上がる
 
そして相手の疲れや隙を見逃さずに一本を奪取します 
 
特に団体戦での勝負強さは異常で必ず引き分け以上に持ち込みます 間合いの取り方も絶妙ですね
 
素人目にはなんか知らんけどあいつメッチャ強くね?って感じです
 
正直少し地味ですが当時誰もが西浦選手に一目置いていました
ちなみに西浦選手は私の同期になります
 
 
本日は4選手を紹介させて頂きましたが、どの選手も全国トップクラスの選手になりますのでカテゴリーにかかわらず真似してみて下さいね!
 
Part2では現時点で私が最強と思う選手も含めて紹介させていただきますので楽しみ?にしていて下さい
 
お付き合い頂きありがとうございました
以上、趣味の時間でした(笑)
 
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11月25日(土)御茶ノ水での総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告

11月25日(土)御茶ノ水での総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告をいたします。

当日は7名で練習を行いました。入会したてのKさんもさっそく稽古に参加いただき

ました。

社会人道場になると、どうしても練習相手が固定しがちなので、

皆いつもと違う技を練習し始めており、各人によって課題が見えてきたのでよい練習になりました。当道場では毎回の練習に必ず動画を撮って内容を共有しており、

少ない時間でも後から振り替えれるようにしております。

 

一部動画はフェイスブックでも公開しているので、是非御覧ください

 

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【第四弾】永井4段が教える 日本拳法のオススメ技Part1

 
日本拳法の技で私がオススメするPart1は
突き蹴りです
※あくまでも私の考えなのですいません…
 
永井4段の過去の投稿は下記から
 
どうして突き蹴りなのか?
もっとも最初に習う基本技の一つになると思います もっとも最初に習うということはもっとも大切な技の一つなのだと習いました
 
突き蹴りはご存知と思いますが、膝をお腹に当たるぐらいまであげて相手のお腹に真っ直ぐ蹴りを入れます、理想は相手の腹を上から下に踏み抜くようにと先生に習いました
体重の乗せかたなど突き蹴りにも多々種類がありますが基本はこんな感じですかね?
 
同じような蹴り方で揚げ蹴りというものがあります 相手のお腹に下から真っ直ぐ蹴り揚げます 
 
この二つの違いは、攻撃軌道が突き蹴りは直線 揚げ蹴りは弧であることと思います
 
直線攻撃である突き蹴りは最短距離で相手に到達することができます また、対戦相手の目線に立つと《弧=線》に比べて《直線=点》であるほうが捉えにくい攻撃と思われます
さらに多少の近距離であっても体重を乗せることができる蹴り方が出来れば有効に使用することが可能性です、蹴り足を取られても突き蹴りからであれば踏み抜くことができ金蹴り、組技から逃げることもできます
なにより体重を乗せる蹴り方ができるので重いです
 
弧を描く揚げ蹴りは下から蹴り上げる為に相手との距離をしっかり守らないと当たりません、そして防具を蹴る際、受けられる際に指を怪我する可能性が高いです
下から蹴り上げるので足を捕らえられた際にピンチに陥りやすいで
一端膝を上げる突き蹴りよりもモーションが少ない←「揚げ蹴りの軌道は弧なので直線と相殺と思ってます」、下から蹴り上げるので視界の外から気づかれずに蹴るなどメリットもあるので使い分けできれば良いですが日本拳法において汎用性、有効性においては突き蹴り上と思っています
 
突き蹴りをオススメにする最大の理由は日本拳法には防具が付いているということです
 
例えばキックボクシングを想像してみて下さい、キックボクシングでも前蹴りは非常に有効な技ですが生身の人間を蹴りますので汗や凹凸によってミートしにくいケースがありますので前蹴りでKOはなかなか難しいと思います      近年三日月蹴りとか流行ってるので前蹴りKOも増えましたが…
 
防具がついていることによっていつも同じ条件のものを蹴れます、多少ズレても力を伝えることが可能です、滑りません、 防具によってただの蹴りが必殺技に変わります
また、防具が付いていることによって音がなります 日本拳法の一本において音は非常に重要な要素と思われます、音がなると審判はどうしても反応してしまいます
 
 胴抜きも音がなりますがグローブが付いていない分、蹴りのほうが音がなりやすいと思います
 
そして、防具が付いている分ダメージが少ないので他の格闘技に比べてダメージを気にせずに前にでる選手が多いと思いますのでそういった選手にカウンターで突き蹴りを突き刺すことができれば恐怖心を与え、普段の戦いに支障をきたさせることができるかもしれません 、恐怖心は餌まきに使えます←餌まきは今後説明します
 
メリットも多いのですが蹴り技ですので前回内容の金蹴りや、片足になることによって組技を食らいやすくなるというデメリットもあります
※蹴り技全般にいけることですが…
 
突き蹴りに限らず蹴り技を覚えるとバリエーションが増え、フェイントなどにも使えるので是非練習してみて下さい
 
参考動画…旧学生チャンピオン谷和希選手
 
前蹴りの名手です、前蹴りおいて近年の拳法家で威力、キレ共に右に出る人はいないと思うぐらいです
パンチも含めて直線的な攻撃力はピカイチですね!私が現役時代に恐れていた選手第2位です(笑)
 
 
 

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