【第十一弾】永井4段が教える相手 | 試合前の情報を活用する際の注意点と発信する方の責任
拳法の試合で起こりうる状況として
①初見の相手
②初対戦だが何度か試合を見たことがある
③対戦したことがある
④有名強豪格上選手
大まかに分けるとこんな感じですかね?
性格にもよると思いますが、 対戦相手の戦い方や体格など知っておきたい人って多いと思います
私自身開会式の際に対戦相手を探して体格など見て作戦を考えてい ました(笑)
今回は対戦相手をどんな相手か知っておきたい人がどのように情報 を処理するか、そして、発信する方の注意点
※私の過去の経験なのであんまり気にせず見てください
まずは対戦相手に対しての先入観・固定概念について
大小あると思いますがなんとなく、 相手の身体つきや動作を見て戦い方を想像するのではないでしょう か?
まぁ先入観なくどんな相手にも同じ感情で闘う人もいるとは思いま すが…
先入観・ 固定概念は経験でもあると思いますので良い様に働くこともあれば 悪い様に働くこともあります
先入観は良い言い方をすると分析だと思います 相手を分析することは勝利に向けての第一歩となることもあります が、逆に先入観で①②④の際、 対戦相手を大きくしてしまう場合もあります
私自身相手を大きくし過ぎてしまうこともあったので性格によって は分析なんかせずにガムシャラなほうがいいかもしれませんね
④ に関しては有名強豪であるにしても同じ人間なので調子や奇襲でM AXパフォーマンスを出させないようにすることもありうりますの でまずは、諦めずに自分の戦い方を行って下さい 案外なんとかなることもありますね
②③において、 対戦相手は以前よりも成長している可能性がありますし、 前回見た試合がたまたま普段と違う戦い方をしている可能性もあり ます、対戦相手に合わせて戦い方を変える選手もいます、 分析も大切ですが、 あくまでも何が起こるかわからないのが試合です
悪い意味での先入観・固定概念はとりはらいましょうね!
次に試合前のアドバイスについてです
皆様は誰かのアドバイスを聞いて痛い目見たことってないですか?
※私の経験です
知り合いが対戦したことがあって組み強いでって聞いてたら全然組 み強くなかったり(笑)
※2回目私の経験です
初めて見るOBがイキって取るに足らんアドバイスを有り難く聞か されたり
炎上覚悟です(T . T)
アドバイスと鼓舞は別物です!
当然本当に本当に良い有難いアドバイスも数多くあるのでどう精査 することが重要と思います
そもそも組み強いとか打撃系とかって凄い抽象的で、 その人の感覚の部分が強いと思います、 組み弱い人がちょっと組み強い人見たらあいつ強いって感覚になる と思いますが、 実はアドバイスする相手は組み滅茶滅茶強い可能性もありますから ね!
なんせ、 アドバイスされるほうも自分に責任を持って試合をしないといけま せん
最後に応援について
これは私自身が勝手に思っているだけで、 ホンマに様々やと思いますのであくまでも私の感覚なので勘弁して 欲しいのですが…
私がやめて欲しい応援…
①◯◯やれ← 特にアドバイスされてる方がしたことないことや体格に合わないこ と、選手の特性もわからずできないことを言う
②なんで◯◯やねん!←でけへんねん!など
③皆んなバラバラなこと言う
④なんで◯◯せぇへんねん!
⑤罵倒
私はこのような応援苦手です(T . T)
↑解説
①そんなんでけへんし(笑)って思ってしまいますし、 出来ないことして負けちゃう場合もあります
理想論とその選手のできるできないは違います!←これ大事
②試合中に怒られても萎縮しちゃいます泣
③え?どれが正しいの?って迷います
④餌まきで出してないだけの時があります
⑤プロの試合ちゃうっちゅーねん(T . T)
応援する方は
①ファイト〜系統
②足止まってるから動かせー
③緩急つけよっ!←状況によりけり
④相手嫌がってるから◯◯いこう
⑤あと◯◯分やから◯◯
⑥いつものアレいっとこかー
などの応援を推奨します(笑)
これは私が勝手に思ってるだけなのでお気に入りなさらずにして欲 しいのですが、とにかく戦っているのは応援されている方なので、 応援する人は邪魔にならない応援を行いましょう
まぁ応援アドバイスをいちいち頼っている選手や集中仕切れてない 選手もどうかと思いますが(笑)
とはいえ学生さんなどであれぼOBさんや先輩、 先生に頭上がらん場合もあるので、 強い上下関係にどうしても聞かざるを得ないこともございますよね (T . T)
あくまでも戦っている人が主役であることを忘れずに…
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