第55回永井4段が教える日本拳法コラム| 基本が何故大事なのか考えてみた ※壁に当たって悩んでる人に見てほしい

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もしよかったら一番上の文章だけでも読んで帰ってほしい


最近凄く好きな文章を見つけた
↓↓↓


なにかにつけて「正しいポジション」て言い出す
正しいポジションしか使えないから運動が得意にならない、正しいポジションなんて運動の中ではほんの一瞬
それ以外は崩れた姿勢なんだから姿勢が変わっても「正しく出力」できればいい
「真っすぐが正しい」とかそんな単純なことじゃない
By武井壮

この文章を見て、なるほどと思う自分がいるとともに、本当の意味でこの文章の意味を自身が理解しているのか不安になる

この文章を見て基本をサボる口実にする人間はいそうな気はするし、勘違いしそうな人がいるような気もするし、なんとなくだが感覚的に基本(正しいポジション)は凄く大事だと私は信じている
※正しいポジションと基本をごっちゃにしてる自分もいるしイコールに近いものと思っているとこもある
そもそもそれがおかしいのかもしれないとも思っている

そこで、私は
正しい出力を覚える為の方法が基本なのだとしたら基本(正しいポジション)はやはり大事で「正しい出力」をどんな場面でもできるようにすることが基本を極めることと自分なりに解釈してみた

正しい出力の出し方をまずは覚えないといけない、それを覚えてもいないのに武井壮の言葉を鵜呑みにするのもどうかと思う

しかし、正しいポジションを無視して正しい出力を出す方法を覚える選手もいるかもしれないし、そもそも出力の正しい出し方を覚えるのが基本だとしたら正しいポジションなんてものは存在せず、正しい出力の方法を学ぶことが基本なのかもしれない
※ナジーハメドとかブライアンホークはどんな状態でも出力してるとおもうし笑

なんにせよ、頭が固い俺レベルではこの言葉を正しく理解できているかは不安になる

ただ、この文章は思い悩んでいる選手の壁をぶち破るものになるような気はしている

話は変わるが
私の仕事先上司はハンドボール会で有名選手で今は指導者もしている

よく指導内容やハンドボールの技術について色々教えてもらうことがある

その中でも印象に残っていた内容↓

日本ではパスを相手の胸に向かって投げることを正としているらしい

しかし、試合では相手の胸めがけて投げるとパスカットされたり、常に相手がいる中で胸にめがけることを正しいとするのはナンセンスである

なのに胸にパスを投げることばかりを練習する

むしろ、難しいパスをとる練習「も」するべきだとよくおっしゃられている
※「も」を強調されていたので胸にボールを投げること自体を否定しているわけではない

難しいボールを取ることができればミスがチャンスになる それは得点や優位につながる

ハンドボールのことは私よくわからないが、なんとなーーーーく、そうなんだと思っていた
※解釈間違ってたらすいません 〇田さん(笑)

武井壮のこの文章を見た時に少し意味は違うが考え方は武井壮に近いのかなと思った

指導に何が正しいかなんて、強くなる、選手が満足する以外に答えはないと思っているが
私自身こういう話を聞くとこういう考え方の指導者のはワクワクする!

いずれにしても話を聞いて強くなれそうな気がする人に教わりたいなと思う次第でございます

で、数日前に私が大好きな沖縄拳法空手「山城先生」が武井壮の文章にリツイートしていた

↓↓↓
空手以外の人がわかったりするのね
私もいつも「強い正しい姿勢なんて、動きまくる戦いの中でほんの一瞬、崩れていることがほとんどなんだよ
そんなことに拘らないように、どんな姿勢でも力を出せることが大事なんだよ。型もいずれ自由になれるように型がある」と伝えてるけど誰もわからないみたい


↓ここから私の思い
型はいずれ自由になれるように型がある=正しい出力の方法を学ぶために型がある
ってことでOKですか?(笑)

じゃあ、正しいポジション=正しい出力がだせるもの=それを反復し、身につけることで正しい出力を出せるようになる→そして、どんな姿勢でも正しい出力を出せるようになる、これが極める

ってことに私の中ではしておきました笑


なんにせよ、私ごときが思っている理想の指導は強くなる為の技術などと共に強くなる為の「考え方」を伝えることなのかなと思います

強くなれる考え方を知れば極端な話、自身で強くなれるはず
先生も自分で選ぶだろうし、必要な技術やトレーニングも自分で考えることができるかもしれない
怪我やメンタルコントロールも考え方があれば正しいに近い方向に自身で導くことができるかもしれない

私は日本拳法で強くなるには「考え方」「それを実行する自己コントロール」が大事なのかなと個人的には思っています


ただし、頭でっかちは良くない笑
結局は血反吐吐いて身につけたこと以外、本当の場面では役に立たないと思っている

以上
指導と基本と正しいポジションと正しい出力がごっちゃになった会でした

第54回永井4段が教える日本拳法コラム|競技と武道の違い 剣道3倍段

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ご無沙汰しております!
ダンベルよりも女子の手を握りたい永井です←パクリです

私、コロナ時期からYouTuberとして活動しております
様々な撮影を通して様々な選手と戦わせていただきましたが、今回は木製のナイフと試合形式練習をすることとなりました!

まさか、武器と戦うことになるとは…

 

youtu.be


ルールはナイフはお腹を刺すか、顔を叩くかで、手や足にナイフが触れるとその部位は使用不可となります☺️

正直YouTube坂口拓さんとかシラットのかを見てきたので余裕だろと思ったんですけど、やってみたら模擬刀とはいえ恐怖心満載で、当たりたくないから普段の動きが大袈裟になったり、リスク覚悟じゃないと間合いが遠いので勝てる気しませんでした
本当の刃物だとさらに恐怖で動けないイメージが湧きました

剣道3倍段という言葉があるみたいです


剣道3段に勝つには日本拳法九段の実力がいるので実質そんな人はいませんから勝てないってことになります


今回はナイフなので1.5倍段でしょうと思っていましたが、素人にボコボコに刺されまくりました笑


※4段なので勝てる理屈

皆様、武器をもった方とは絶対に戦わないでくださいね
私ごときの日本拳法ではナイフに通用にませんでした
※もちろん喧嘩はダメですよ!

こういう体験をすると武道と競技は違うんだなぁと実感致しました

また、対ナイフの技術も存在するんだなと実感いたしました
私は何度かやってる中でナイフ側で負けてしまったんですが、ナイフで攻撃するしようとするとナイフで攻撃することに注力しすぎて足元がお留守でこかされてしまいました

あとナイフもってる手を持たれて刺せない状態にされたり、ナイフ持ってる手を蹴られてナイフを離してしまったり

ナイフに対しての素人でこれだけ出来るわけですから、本物の技術は凄いんだろうなと思います
ナイフに対しての正しい対処や知識を知りたいと強く感じました

また、今回2対1を日本拳法ルールでやってみましたが、かなり難しい戦いになりました
正面の相手を殴る練習をしているのに、左右に分かれられるし、片方を攻撃するともう片方が攻撃してきます

これも競技ではあり得ないシチュエーションですね✨

せっかく武道をしているので、実戦を想定した練習もしてみても面白いかもですね

YouTube撮影で色んなところにいくと、競技よりも実戦を突き詰めていく、まさに武道家みたいな方も多かったです

行き着く先は実戦なのかもしれませんね☺️

いろんな武道、格闘技の楽しみ方があると思います✨

せっかく武道をしているので皆様も実戦形式一度お試しあれ笑