第16回永井4段が教える日本拳法コラム|私が思う強い人の特徴

ダンベルよりも女子の手を握りたいっ!
サイヤマングレートさん大好きです笑
 
私が思う超トップクラス《全国優勝するレベルの選手》の特徴!!と何故強いのか!!を
私が勝手に思ってるだけですので悪しからず…
今回の話は確実に私の私情を含めた話と私の経験に基づく話となりますのですいません、途中飛ばして下さい
また、とてつもなく当たり前の話をしていますのでレベル高い人は物足りないかもです
 
では早速、超トップクラスの特徴を2つ…
 
「一本奪取率の高い技或いは一本になるパターンを持っている」
「投げられない」
 
言い換えるなら
勝ち切る強さと負けない強さです。
 
上記2つの内、全体的なレベルが高く上記1つだけ持ってる選手っていっぱいいるんですよ、全国大会見ててもベスト16から4まではなんやかんやそういう選手が多いイメージです
でも優勝する選手は上記2つを持っている選手がほとんどです
総合選手権のここ十年の優勝選手やその他チャンピオンを見て見てください
 
総合選手権
①秋葉選手 組み技最強 投げられるわけない 必殺技の組み技 
 
②前川選手 総合力は一番と思う、立ち技 組み技多彩 双方トップレベル 必殺技有り ほとんど投げられない
 
③友中選手 立ち技ヤバ強い←投げられないのも要因と思う 組み技での一本も多め ほんまに投げられない←現在永井ランキング1位と思ってます
 
白虎杯 グランドチャンピオン
④谷選手 高レベルな攻撃、フィジカル、必殺の前蹴り、投げられてるとこほとんど見たことない 誰が勝てるねん笑
 
白虎杯チャンピオン
⑤前田選手 パンチが全てキレキレ、線も細いのにあそこまで投げられないのは技術が超越してるのと攻撃力の高さが起因してると思います
上記選手とは少し違いますが、ある意味双方備えていると言えると思います(^^)
学生で一番注目選手ですね!
※投げられることもありますが、調子いい日はホンマにヤバスですよ!
 
っと、皆様当たり前に双方兼ね備えて居ますね笑 ⑤は少し特殊
勝ち切る強さと負けない強さを双方兼ね備えてるってことだと思います
 
また、上記2つは相互関係にあると思ってます!
《投げられないから、自信を持って攻撃ができることにより強い攻撃がてきる》
《いつでも一本取れる危険な技があるから相手は投げにくくなる、プレッシャーでパフォーマンスが落ちる》
投げを怖がって屁っ放り腰なったら一本ならないですし、攻撃力高ければそもそも試合組まれる前に試合終わらせるし、迂闊に仕掛けるのが怖くなります
 
 
また、話変わりますが私は勝敗予想をこんな風に考えてます←結構当たるんですよ?笑
判断材料①②が上記に該当します!
 
①攻撃の一本奪取率の高さ
②攻撃回数←チャンスの回数と解釈
③自身の能力と状況と相手の強さとリスクと確率の天秤 =判断力 選択する力 勇気 決断力など精神面
 
一本になるパンチの確率が低い選手と高い選手なら絶対的に後者ですよね?
攻撃力が高ければ長く試合をしなくていいので負けるリスクが減る←私は試合時間が長ければ長いほど、負けるリスクが続いてると思います 逆もまたしかりで、長く戦えれば勝つ可能性も続いています笑←どっちやねんな
攻撃力高かったら警戒して相手のパフォーマンスが下がるかもしれません←プレッシャーの一種ですね
ちなみに一本脱出率の低い選手には投げられなければよほどのことないと負けることはありえません、投げられると優遇技を受けるのでアウトですが…
 
②   ①選手が一発も攻撃できなければ勝てないですよね?チャンスが多いってことは長く戦えるってことなのでディフェンス的な部分も含んでいます、そしてディフェンスの4割から6割が組み技に対しての対応と思ってます←相手によりけりですが組み技で負けると勝負にならないことも多いのでホンマに重要と思います←友中選手は投げられなかったから何度も攻撃力を行うことができ秋葉選手に勝てました、前川選手は投げ技される前に攻撃力で二本とりました、①②がいかに大切さがわかります
 
③これが日本拳法を見る際に一番楽しいところで、選手の精神的な部分ですね!←よくわからないと思うんで説明は次回で!
 
 
一旦本題は以上となりますが、今回の記事内容で私の経験や私情的な部分がこの下になりますのでスルーする人はして下さいね(^^)
 
一旦ありがとうございました
 
 
 
 
………
 
 
 
では↑内容の補足と私の勝手な感覚のお話です!
 
 
「一本奪取率の高い技或いはパターンを持っている」けど、投げられる選手の特徴
ほんまに立ち技凄いのに、個人戦ベスト4に残れない人って多い気がします
ちなみにそういう人の特徴は、団体戦やたら強い、強さの幅が気分やその日の体調による部分が大きい、中堅大学のエース、憧れられることが多い、個人戦は案外よくわからん人に負けるです。ついで言うと男前が多いかも笑
※あくまでも私のイメージなので炎上勘弁です(T ^ T)
 
 
「投げられないけど」一本取るには乏しい人の特徴
派手さはないですが、案外泥仕合で上まで上がっていきます←体力にもよりますが!
とはいえベスト4ってなるとなかなか難しいですかね?
特徴は、必殺技がない、勝てるパターンが1つしかなく、攻撃パターンが乏しい、基礎が出来てないけど、手打ちでリスクが少ない、隙が少ないんかな?体調悪くても格下には必ず勝つ、格上に勝つことは少ないかなぁ? 立ち技系選手にみせかけて組み技での勝ち率が高い、1対0で勝つことが多い
引き分けも多い
案外個人戦上まで残ってる?
※勝手なことゆうて、すいません、すいません、すいません(T ^ T)
 
 
ちなみに私の弟子はこっちに入ります
偉そうに弟子とかゆうてますが才能溢れる若者なので私が教えなくてもここまでは余裕でなってたでしょう笑
 
角野選手 学生全国二年連続ベスト4
投げられない、体格有り、必殺の回し蹴り、組み技ある程度できる、パンチはカウンターになった時は一本なる、1対0の勝ちが多い、リーチ長し、メンタル強し、
ほんまに投げられない←ガチで自信持って言えます!
これは個人的な話ですが、わたしは彼に悪いことをしてしまいました、基礎教えんと応用ばっか教えて、それで勝ってしまうので、今になってシンプルな技で一本が取れなくなりました
攻撃は当たるけどギリギリ一本にならない技が多いです
ただ唯一、投げられない方法だけは100パーセント覚えてくれたので、自衛隊にも投げられることは少ないはずです、それが彼の一番の武器と思ってます
最近大分基礎ができるようになってきました!
今新三年生でここから基礎を覚えて今年こそは学生制覇を期待しています(^^)
※応援したって下さい、お願いいたします!
おもろい試合するんで!!!
 
 
ここからは私の経験
私が学生時代この世の中で一番強いと思う人が言っていたのが
「なんで、基礎の練習するか知ってるか?基礎が一番強いからやで!」
シンプルだけどハッとさせられました
 
 
長いこと拳法やってると迷走することが多々あります
私は高校大学時代基礎を先生に無理やりさせられました、大切と思いながらも派手な技を使いたいって思いながら抑圧されてました
社会人になって、誰にもなんも言われない好きに拳法をするってのをテーマに拳法に励みました
 
好きに拳法やった結果
「パンチは当てれるのに一本がとれない」
「勝てないから筋トレして力で打って余計にキレがなくなる」
というな非常に悲しい状況に陥りました
 
パンチを当てれるのにってのがミソで試合に負けた時もなんで一本取ってくれへんねん!とかホンマは勝てた…とか喧嘩なら死んでたとか…ホンマにカッコ悪い感覚で試合を終えていました
そんな経験してるのにアホやから俺…反省してます。
 
厳密にいうと一本取れなくなったのは社会人になって三年目ぐらいで最初の一から二年はなんやかんや取れたんです、大学時代の基礎余韻があったんでしょうねぇ…先生ありがとうございました(T ^ T)
 
恥ずかしながら私はホンマに優勝目指していました、でも基礎を怠った故に悔しい結果になったケースがほとんどと思います
なにより余裕がなく、自分を客観視できなかったことがこのレベルにとどまってしまった原因やと思います。
 
別にそれをしたからって強くなれたかわかりませんが、現役時代心残りの一つです!
私の二の舞にならないように上を目指すなら基礎を大事にしてほしいです
基礎にはすべての大切な要素が含まれていると思います
勿論上記の2つも入ってるはずです!
 
私の方針は
「なりたい自分になってもらう」です!
勝ちたい、楽しみたい、チームに貢献したい、趣味などいろいろな考えがあると思いますが…
自分にとって何が大事かを考えて拳法してみて下さい(^^)
 
 

 

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