第48回永井4段が教える日本拳法コラム|日本拳法オススメ技part10 組技中のハイキック 無理やり一本取りたい場面での活用〉
コロナで練習できない皆様に色んな技を知ってもらおうと思い連続してオススメ技をお伝えしています!
ネタが尽きてしまう前にどなたか良い技あればおしえて下さい笑
本日の内容はちょっと難しいので私は練習含め数回しか使ったことない技でオススメと言っていいのか分からない、ちょっと高等レベルな技となります。
リスクはかなり高いですが、実力が拮抗しててお互い決め手にかけている時などに使ってみて欲しい技です。
本日のおすすめ技は「組技中のハイキック」
使い方は簡単、組みついている最中に蹴る、組みの離れ側にハイキックです。
いつものことながら動画見ていただければ早いと思います。
※前回47回の動画で前川選手が離れ際に前蹴りを放っている奴も今回の技です。
技の性質
ハイキックは準優遇技となります、多少フォームが崩れてても、多少威力が弱くても一本になりやすいです。
※優遇技詳しくは第2回を参照して下さい。
優遇とは危険な技な為、一本判定が緩い技となります。
その当たるだけで一本になる準優遇ハイキックを第47回属性が違う技の流れで相手に叩きこむ技です。
一言でゆうと当たれば一本になる技を当たりやすい流れで使用できる有難い技です!
しかし!この技には大きな欠点があります!
それは…近距離ハイキックの為、足を取られやすいのです。
また、片足となりますのでバランスが崩れる可能性がございます。
私もカッコ悪い話ですが、体重140キロくらいの選手とやってて投げられはしないけど逆に投げれない。
組みを警戒して打撃を深く当てることができず、お互い決め手にかけている時にこの技を試みたのですが、案の定足をすくわれて一本取られちゃいました。
効果的な反面、失敗すると大きな痛手となりやすい技です。
オススメ技としますが、タイミング、柔軟性が必要な技となりますので使う人を選ぶ技かもしれませんが、ここぞと言う時に無理やり一本が取れる効果が高い技なので、まずは試してみて欲しいです!
ちなみに話変わりますが私の統計上何故か大学の全国団体戦の最後の一本は何故かハイキックが多いです!
なんででしょうね?笑
本日は短いですが以上です。