第41回永井4段が教える日本拳法コラム| 攻撃時バランスが崩れる人に苦肉の策を

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パンチやキックを打つ際勢いをつけ過ぎて前のめりになったりバランスを崩したりしたことないですか?


或いは別に脅威に感じてる対戦相手ではないのに逃げ惑う相手に攻撃を当てれず空回りしたことはないですか?

私風に言うとニュートラル崩れてるって状態で初心者さんがよく陥ることだと思っています。←体軸や捻転で打ててないからこうなります

せっかくの勢いを利用されてカウンターを喰らう…私もよくありました👍

前に出る勢いとバランスと悩まれる方に1つ試して欲しいことがあります

それは…

「攻撃後バランスが崩れそうになったらスイッチして追撃する」 です!!!

前提としてスイッチするのはメリットだけでなくデメリットもございますので、あくまでも1つの方法として捉えてくださいね


まずバランスを崩す原因が全体重が上半身に乗ってしまって踏ん張ることが出来ないことだと思います←体軸や捻転でパンチを打たずに手打ちパンチの人に多い問題だと思います

そのような状態になった際に後ろ足を一本前に出してみてください、少なくとも転けるようなことは無くなるはずです。

この状態で終わってしまうとただバランスを保っただけなので、せっかくだからパンチやキックをしてみて下さいね👍

この技のメリットは攻撃の距離を伸ばすことが出来たり、それによる変化がメリットだと思っています。前川選手が得意としておりただでさえ長いリーチや攻撃のリズムを変えられるので勘弁して欲しいですよね笑

また前のめりになる勢いも利用できるので不慣れなスイッチ攻撃も勢いに任せる←誤魔化すことができるかもしれません!

いきなりスイッチしながらフックを叩き込んだり←距離が延びたり虚をつける
蹴るふりしてスイッチしながら追い込んだり←友中選手が昔してました
さまざまな使い方もあります

逆にデメリットは足を変える際に大きなスキが出来ることが多いことです。上手な足変えが出来ないとただ相手にチャンスを与えるだけになっちゃいます
特に体の大きな選手は突っ込んだ際に胴抜きされて負けちゃうケースもあると思います
私がそうでした


タイトルを苦肉の策とさせていただいたのは
順番でいうと
基礎⇨応用⇨崩し
だと私は思っています。
この技は私の中では崩しの技で、かつてこの技が便利で基礎を疎かにしてしまった選手もいます
とにかく強くなりたい人は足腰!体幹!鍛えて下さいね🤗


上手に使わないと逆手に取られてしまうことも多いので、これを使うよりもまず基礎を構築する方がいいと思うのですが、思いの外、便利な技でもあるのでワンポイントで使ってみたり参考にしていただければ幸いです。

 

 

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