第19回永井4段が教える日本拳法コラム|団体戦においての役割分担
握力強すぎて寿司握れない永井です←毎回滑ってます(笑)
今回はパソコン見すぎて目が痛く最近携帯で字を打つのが大変でし たので、 私の可愛がっている後輩に今回の記事を書いてもらいました(^ ^)
彼は現役拳法家で以前、 誰の戦い方を真似すればいいシリーズにて紹介させて頂いたことも ある選手です! マヨちゃんって名前で今後ちょくちょく出てきてくれるかもです!
↑書いてくれたら楽なので(笑)
それでは本題です!
↓マヨちゃん作
団体戦においての役割分担
団体戦には5人制と7人制がありそれぞれに見所と役割分担があり ます!
また役割分担をいかにこなすかが勝利につながり果たせなかった方 が負けると単純明快なもんですね!がしかし、 口でゆうのは簡単ですが実際は違います! 相手チームの選手に何人強い選手がいるかどんなタイプの選手がい るかにより大きく戦況が変わるのです!
ゆうてみれば団体戦は情報戦と策略の塊みたいなもんですね。
まずは先鋒
チームに勢いをもたらす試合をする人が良いと思います。
チームに勢い?と思った方簡単にゆうと瞬殺です!
先鋒の人が瞬殺する事によりチームの士気が高まり次鋒の人には特 にですがチーム全体に余裕がうまれます。 逆に自身のチームメイトが瞬殺されるとチームの士気がかなり下が り浮き足だつ事間違いなしですので気をつけて!
次鋒
次鋒の役割は先鋒の勝敗により変わります。 先鋒が勝てば引き分け以上でいいでしょう。 引き分け以上でより勝利に近づきます。 逆に先鋒が負けてしまうと勝利以外は許されません! 2敗してしまうと続く中堅が負けてしまうと勝負が決まってしまう ので注意しましょう!
中堅
個人的意見ですが中堅は大将よりも重要だと思います。 チームが2連勝の場合中堅が勝てばチームの勝ちが決まります。 逆に2連敗だとチームの負けが決まります。 つまりチームの鍵を握っているのは中堅なのです。
チームで1番負けにくい選手を置くのがオススメです。 ちなみに勝率の高い選手と負けにくい選手は意味が違います。 勝率の高い選手であればどこに入ってもいいですが負けにくいとゆ うことは引き分け以上をもたらす事が重要です。
チームが2連敗しているのを例にあげると引き分け以上で副将と大 将に任せると、まだ勝つ見込みが残っています。 連勝している場合、 引き分けにする事で相手のコマが減るため2連勝するしか相手はな くなるのです。
副将
副将はいい意味でも、 悪い意味でものびのび試合するのが理想です。あくまで理想で、 ここまでに勝敗が決まっているのが前提です。
例で2連敗の後に引き分けの場合、 勝つ以外の選択肢がなくなってしまうので副将は1番自由にできる 反面、1番自由にできないのも副将とゆえます。 降り幅がかなり大きいため1番、状況判断、 状況適用が必要な選手を置くのがオススメです。
大将
大将はチームの象徴です。 かりに2対2で試合が進行してきてしまった場合勝負は大将戦にか かっています。 この状況が1番プレッシャーがかかってしまうので、 このプレッシャーに乗り越えられる精神力を持ってる人間がなるの がオススメします。
ここまではあくまで役割分担です!
上記の事を踏まえた上であえて、 役割分担を無視した構成をするのが策略です!
勇気をだしてポイントを捨てたり、相手の1番強い選手( むこうが確実にポイントを取れる) と思っているところで引き分けに持ち込むと向こうの予定が覆りま す! また確実にポイントを取りにいく配置や前にポイントゲッターを並 べて勝負を早く決めるなど、 諸葛公明並の策が必要になってきます。
考えれば考える程パターンがあるため語り尽くせませんが団体戦の 魅力に気づいて頂けましたでしょうか?
以上 マヨちゃんでした!
個人的には円陣を組んで自分たちを鼓舞している瞬間胸に響くなに かが心地よい高揚を…(笑)
なんか知らないですけど、 団体戦には不思議なパワーが働いている気がします
普段ぱっとしない選手が強豪選手を食べちゃうこともあります。
なんなんでしょうね?気持ちの高ぶりが強さに直結するんだなぁ…
そんなむさ苦しくも清々しい青春なのが団体戦だと思います(笑)
↑2016の学生団体戦です、この団体はスゲェ燃えました、 圧倒的に不利な状況でもうあとがない状況から相手の強豪選手にポ イントを許さない明治の維持とプライドが凄いカッコよかったです 。
↑気持ちが入ってみれたってことですかね?
2015もかなりおもろかったですよ!
↓三年前のジャパンオープンです
自衛隊と学生スター選手軍団の戦いです!
決勝までのプロセスも含めて楽しい大会でした!
ちなみに私もこの大会に出てて自衛隊チームに敗れてしまいました (笑)
私は引き分けてしまってポイント取れなかったのが敗因ですね(T . T)
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