第17回永井4段が教える日本拳法コラム|神回!初心者必見、空振りすることを恐れるな

 
どうも痛風拳法家です!
神回とか書いてしまいました(笑) 私実はYouTuberなんでYouTubeのタイトルっぽく書いてみました!
 
私が作った日本拳法のムービーが十万再生を突破致しました!少しでも日本拳法の普及とあとはお世話になった先輩方のカッコええ姿を見てもらえたらなと思います!←ある意味最後に入ってる動画を残すために作ったようなもんです(笑)
また一本とはなんたるかを学ぶことができるかも…
 
 
一旦アピールは置いておいて
 
 
本日のテーマは
 
「初心者必見、空振りすることを恐れるな」
 
この内容も上級者には物足りない内容になるかもしれませんし、そんなことないやろってゆー意見があるかもしれません
あくまでも私の自論として聞いて下さいね
 
※※※空振り=当たらないパンチって共通認識でお願いします!!!!!!
 
以前にも書いた内容に重複してたり、第10弾の逆説的な話になると思います
 
初心者から中級者にかけてある程度、練習に慣れてきて同じレベルの人と試合すると面白い試合するのに上級者やサウスポーとすると全く良い試合ができない人っていませんか?
 
原因はいくつかあるのですが、私は初心者同士だと単純な殴り合いになるから空振りにならない、上級者とやると技術に抗うすべがないので空振りや第10弾の内容に引き込まれてしまうのが大きな原因と思います
 
上級者に太刀打ちする為にどーしても覚えておいて欲しいことをのちに説明するんですが、まずは空振りすると何故上級者にやられてしまうのかを考えていきましょう
 
空振り後のデメリット
①強いパンチを空振ると次の行動に移る際にロスが生じる←基礎が出来てないからもある
②勢いよく空振りすると前足体重で前のめりになってしまいがち←基礎が出来てない
③空振りが続くと疲れる、焦ったり不安で精神疲労が起こる
④精神的事情により空振りを繰り返す
⑤大振りの空振りは危ない、カウンターもらう、疲れる、前のめり、体が崩れる
⑥シンプルにスキが生まれる
 
こんなもんですかね?
とりあえず上げれるものは上げましたがあんまり空振りっていいことないように思いますね!
 
ではなんでこんなに空振りしてしまうのか…色んな原因があると思いますが、本日お伝えしたい内容は…
 
「全てのパンチを当てようとしているから」
 
です!
これは初心者にホンマに多いと思いますし、中級者でもこの感覚でやってる人は多いと思います 
上級者でも頭に血が上ったり精神的にハンデを受けている状況ではありうるかもしれませんね←私の後輩は今ここにいます
 
当たらないのに当てようとする空振りの危険性ってのが第10弾の内容に引き込まれたり、カウンターや簡単に投げられたりその他諸々の事態を引き起こしていると思います
とはいえ勢いが凄くて上級者を飲み込む場合なども多くありますし当たらないパンチが当たったら一気に畳み掛けれることもありますパンチって一回当たれば次のパンチが打ちやすくなることもあるので!
それだけ勢いや意気込みは大事です!
 
では、どうすれば空振りを無くすことができるのか…
 
答えは簡単です
「空振りしない奴なんて絶対いない」です(笑)
空振りを無くすことなんてできません(笑)
 
はぁ?って思うかもしれませんが世界チャンピオンでも一回も空振り(当たらないパンチ)しないなんてありえません!!!
空振りの回数を減らしたり、レベル差があればわかりませんが、空振らんやつなんておらんと思って下さい
 
上記を踏まえた上で空振り(当たらないパンチ)をこれさえ守れば怖がる必要なんてないってのを説明していきます
 
 
ニュートラルに戻る
大前提です、ニュートラルに近い状態で打つ或いはニュートラルに素早く戻る
なにかゆーたら前のめりになったり次の行動に移れないのはこれができないからです
ニュートラルに戻るためには下半身と体重配分が大事なのと全てのパンチを10割で打つのではなく決め以外は4から6割ぐらいで、なんやったら牽制パンチなら1割でもええです!
なんせ全力すぎるパンチはニュートラルを崩す原因の一つです←基礎「体軸」ができてれば強いパンチ打ってもニュートラルに戻れるのです!だから基礎重要でしょ?(^ ^)
意図していない空振りもニュートラル意識してれば体が崩れません
ニュートラル=前横後全てに動け、いつでも攻撃に移れ、いつでもディフェンスができ何に対しても対応ができる状態
 
そして、このニュートラルを保ったまま攻撃できるのが前拳です←前々回の記事を参照
ローコストですので是非練習してみて下さい
 
また、ニュートラルでいるための合言葉
五分五分 平行 脱力です!←意味は中華料理屋で伝えた内容ですのでシェアして下さいね
 
 
②反応させるパンチを打ちましょう
当てる必要がないパンチ、牽制パンチ、未来の当てるパンチの伏線 、その他もろもろの効果!
総じて反応させるパンチ!と呼びます!
日本拳法はパンチの数で勝つわけではなく一発強いの当てれば一本なのです、だから当たらないパンチもマイナスになることはありえません、当てないといけないっていう使命感は必要ないです
※当然当たった方が効果的なことも多いです
 
 
③反応させるパンチの効果
★攻撃すれば何か反応します、反応しなければ当たります、反応すればその反応に対しての対応をします 対応に対しての反応があれば攻撃をやめるor更に対応するに移行します
※反応すれば隙が生まれるかもしれませんし、体が崩れるかもしれませんし、なんせ何かが起こります
 
パンチを打てば下がる相手もいます、前に出る人もいます、下がる人もいます、ビビる人もいます、組みにくる人もいます、なんせ色んな人がいる中で手探りの中、反応させることは相手のことを知ることでもあります
相手を知ることは相手の次の動きを知ることです、相手が何を狙っているかのヒントにもなりうります←予測が正しいですかね?
予測が当たれば優位に立てます
 
 
④反応させるパンチを使うと何が起こるのか
 
相手の動きをコントロールしたり予測したり相手の隙をつけるのが効果だと思いすが、反応させるパンチを意識しながら練習していくと色々なものが鍛えられます
まず予測の精度が高くなれば
「洞察力」とそれに付随する「対応力」が鍛えられやすくなると思ってます
※普通にしてても鍛えれますが意識してって意味です!
 
「洞察力」「対応力」こそ、長年の経験と修羅場を潜り抜けた数などくぐり抜けてきたものの多さによる蓄積と考えています。
上級者は
この「洞察力」「対応力」が高いといえます
また、「洞察力」こそフィジカルや若さに対しての対抗する手段となります
洞察力があれば相手が仕掛けてくるパンチをも大袈裟ですが予知してしまいます←なんかわかるんですよ、筋肉の動きとか予備動作ですかね?経験則の部分が大きいです
予知できれば相手の行動にこちらの動きを被せることも可能です←いずれ動作をかぶせる話はします!
レベル高い人は動きを隠したり反応後を狙ってくるので予知なんて私ごときじゃできません(笑)
 
とはいえ洞察力に対してのある程度の「対応力」がないと意味がないですけどね(笑)
対応力はもう経験と練習しかないんで、意識しなくても対応できるレベルになれば完璧ですね
 
⑤空振った後の推進力を次の攻撃に活かす
空振ってしまっても相手は反応していますので空振りの推進力を次の攻撃に活かしましょう!
 
例①右ストレート空振り→左廻し蹴り
例②右ストレート空振り→タックル
例③ワンツーパンチ空振り→右前蹴り
などです!
私は例③が好きです←聞いてへんですね(笑)
 
まとめ
上記内容を理解できれば当たらないからってビビる必要はございません!当たらないなりの対応さえできればスキはある程度なくなります
ある程度なくなるとはいえ行動すれば少なからずスキが生まれます
でもチャンスも生まれます
そのリスクとリターンの天秤をどう判断するかが拳法の醍醐味だと思うんですが、極端な話、攻撃中にスキがなければ前に出る拳法のほうが強いに決まってますよね?(笑)←バリ極端です
 
空振りしっぱなしはいつまでたっても勝てないので、今日の記事を参考にしてみてみてみて下さいね(^ ^)
 
↓空振りの勢いをミドルキックに乗せた豪快すぎるKO劇
 
 

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3月3日(土)田町での総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告

3月3日(土)の総合格闘技 日本拳法 自由会の練習報告を行います。

当日は5名で練習を行いました。

防具練習の他に、永井コーチからご教授頂いた、相手の距離を潰す練習、

前蹴りの掛かり稽古などを行いました。

 

田町は非常に広いのでとても充実した練習となりました。

 

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第16回永井4段が教える日本拳法コラム|私が思う強い人の特徴

ダンベルよりも女子の手を握りたいっ!
サイヤマングレートさん大好きです笑
 
私が思う超トップクラス《全国優勝するレベルの選手》の特徴!!と何故強いのか!!を
私が勝手に思ってるだけですので悪しからず…
今回の話は確実に私の私情を含めた話と私の経験に基づく話となりますのですいません、途中飛ばして下さい
また、とてつもなく当たり前の話をしていますのでレベル高い人は物足りないかもです
 
では早速、超トップクラスの特徴を2つ…
 
「一本奪取率の高い技或いは一本になるパターンを持っている」
「投げられない」
 
言い換えるなら
勝ち切る強さと負けない強さです。
 
上記2つの内、全体的なレベルが高く上記1つだけ持ってる選手っていっぱいいるんですよ、全国大会見ててもベスト16から4まではなんやかんやそういう選手が多いイメージです
でも優勝する選手は上記2つを持っている選手がほとんどです
総合選手権のここ十年の優勝選手やその他チャンピオンを見て見てください
 
総合選手権
①秋葉選手 組み技最強 投げられるわけない 必殺技の組み技 
 
②前川選手 総合力は一番と思う、立ち技 組み技多彩 双方トップレベル 必殺技有り ほとんど投げられない
 
③友中選手 立ち技ヤバ強い←投げられないのも要因と思う 組み技での一本も多め ほんまに投げられない←現在永井ランキング1位と思ってます
 
白虎杯 グランドチャンピオン
④谷選手 高レベルな攻撃、フィジカル、必殺の前蹴り、投げられてるとこほとんど見たことない 誰が勝てるねん笑
 
白虎杯チャンピオン
⑤前田選手 パンチが全てキレキレ、線も細いのにあそこまで投げられないのは技術が超越してるのと攻撃力の高さが起因してると思います
上記選手とは少し違いますが、ある意味双方備えていると言えると思います(^^)
学生で一番注目選手ですね!
※投げられることもありますが、調子いい日はホンマにヤバスですよ!
 
っと、皆様当たり前に双方兼ね備えて居ますね笑 ⑤は少し特殊
勝ち切る強さと負けない強さを双方兼ね備えてるってことだと思います
 
また、上記2つは相互関係にあると思ってます!
《投げられないから、自信を持って攻撃ができることにより強い攻撃がてきる》
《いつでも一本取れる危険な技があるから相手は投げにくくなる、プレッシャーでパフォーマンスが落ちる》
投げを怖がって屁っ放り腰なったら一本ならないですし、攻撃力高ければそもそも試合組まれる前に試合終わらせるし、迂闊に仕掛けるのが怖くなります
 
 
また、話変わりますが私は勝敗予想をこんな風に考えてます←結構当たるんですよ?笑
判断材料①②が上記に該当します!
 
①攻撃の一本奪取率の高さ
②攻撃回数←チャンスの回数と解釈
③自身の能力と状況と相手の強さとリスクと確率の天秤 =判断力 選択する力 勇気 決断力など精神面
 
一本になるパンチの確率が低い選手と高い選手なら絶対的に後者ですよね?
攻撃力が高ければ長く試合をしなくていいので負けるリスクが減る←私は試合時間が長ければ長いほど、負けるリスクが続いてると思います 逆もまたしかりで、長く戦えれば勝つ可能性も続いています笑←どっちやねんな
攻撃力高かったら警戒して相手のパフォーマンスが下がるかもしれません←プレッシャーの一種ですね
ちなみに一本脱出率の低い選手には投げられなければよほどのことないと負けることはありえません、投げられると優遇技を受けるのでアウトですが…
 
②   ①選手が一発も攻撃できなければ勝てないですよね?チャンスが多いってことは長く戦えるってことなのでディフェンス的な部分も含んでいます、そしてディフェンスの4割から6割が組み技に対しての対応と思ってます←相手によりけりですが組み技で負けると勝負にならないことも多いのでホンマに重要と思います←友中選手は投げられなかったから何度も攻撃力を行うことができ秋葉選手に勝てました、前川選手は投げ技される前に攻撃力で二本とりました、①②がいかに大切さがわかります
 
③これが日本拳法を見る際に一番楽しいところで、選手の精神的な部分ですね!←よくわからないと思うんで説明は次回で!
 
 
一旦本題は以上となりますが、今回の記事内容で私の経験や私情的な部分がこの下になりますのでスルーする人はして下さいね(^^)
 
一旦ありがとうございました
 
 
 
 
………
 
 
 
では↑内容の補足と私の勝手な感覚のお話です!
 
 
「一本奪取率の高い技或いはパターンを持っている」けど、投げられる選手の特徴
ほんまに立ち技凄いのに、個人戦ベスト4に残れない人って多い気がします
ちなみにそういう人の特徴は、団体戦やたら強い、強さの幅が気分やその日の体調による部分が大きい、中堅大学のエース、憧れられることが多い、個人戦は案外よくわからん人に負けるです。ついで言うと男前が多いかも笑
※あくまでも私のイメージなので炎上勘弁です(T ^ T)
 
 
「投げられないけど」一本取るには乏しい人の特徴
派手さはないですが、案外泥仕合で上まで上がっていきます←体力にもよりますが!
とはいえベスト4ってなるとなかなか難しいですかね?
特徴は、必殺技がない、勝てるパターンが1つしかなく、攻撃パターンが乏しい、基礎が出来てないけど、手打ちでリスクが少ない、隙が少ないんかな?体調悪くても格下には必ず勝つ、格上に勝つことは少ないかなぁ? 立ち技系選手にみせかけて組み技での勝ち率が高い、1対0で勝つことが多い
引き分けも多い
案外個人戦上まで残ってる?
※勝手なことゆうて、すいません、すいません、すいません(T ^ T)
 
 
ちなみに私の弟子はこっちに入ります
偉そうに弟子とかゆうてますが才能溢れる若者なので私が教えなくてもここまでは余裕でなってたでしょう笑
 
角野選手 学生全国二年連続ベスト4
投げられない、体格有り、必殺の回し蹴り、組み技ある程度できる、パンチはカウンターになった時は一本なる、1対0の勝ちが多い、リーチ長し、メンタル強し、
ほんまに投げられない←ガチで自信持って言えます!
これは個人的な話ですが、わたしは彼に悪いことをしてしまいました、基礎教えんと応用ばっか教えて、それで勝ってしまうので、今になってシンプルな技で一本が取れなくなりました
攻撃は当たるけどギリギリ一本にならない技が多いです
ただ唯一、投げられない方法だけは100パーセント覚えてくれたので、自衛隊にも投げられることは少ないはずです、それが彼の一番の武器と思ってます
最近大分基礎ができるようになってきました!
今新三年生でここから基礎を覚えて今年こそは学生制覇を期待しています(^^)
※応援したって下さい、お願いいたします!
おもろい試合するんで!!!
 
 
ここからは私の経験
私が学生時代この世の中で一番強いと思う人が言っていたのが
「なんで、基礎の練習するか知ってるか?基礎が一番強いからやで!」
シンプルだけどハッとさせられました
 
 
長いこと拳法やってると迷走することが多々あります
私は高校大学時代基礎を先生に無理やりさせられました、大切と思いながらも派手な技を使いたいって思いながら抑圧されてました
社会人になって、誰にもなんも言われない好きに拳法をするってのをテーマに拳法に励みました
 
好きに拳法やった結果
「パンチは当てれるのに一本がとれない」
「勝てないから筋トレして力で打って余計にキレがなくなる」
というな非常に悲しい状況に陥りました
 
パンチを当てれるのにってのがミソで試合に負けた時もなんで一本取ってくれへんねん!とかホンマは勝てた…とか喧嘩なら死んでたとか…ホンマにカッコ悪い感覚で試合を終えていました
そんな経験してるのにアホやから俺…反省してます。
 
厳密にいうと一本取れなくなったのは社会人になって三年目ぐらいで最初の一から二年はなんやかんや取れたんです、大学時代の基礎余韻があったんでしょうねぇ…先生ありがとうございました(T ^ T)
 
恥ずかしながら私はホンマに優勝目指していました、でも基礎を怠った故に悔しい結果になったケースがほとんどと思います
なにより余裕がなく、自分を客観視できなかったことがこのレベルにとどまってしまった原因やと思います。
 
別にそれをしたからって強くなれたかわかりませんが、現役時代心残りの一つです!
私の二の舞にならないように上を目指すなら基礎を大事にしてほしいです
基礎にはすべての大切な要素が含まれていると思います
勿論上記の2つも入ってるはずです!
 
私の方針は
「なりたい自分になってもらう」です!
勝ちたい、楽しみたい、チームに貢献したい、趣味などいろいろな考えがあると思いますが…
自分にとって何が大事かを考えて拳法してみて下さい(^^)
 
 

 

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【第十五弾】永井4段が日本拳法の質問に回答|第三弾

 
 
大好評につき
本日は3questionいっときましょかぁー!
 
ラジオネーム ITO様
Q.永井さんのように、スピード(特に足捌き)をつける又は維持するために、何かフィジカルトレーニングや意識など特別に行っている事はありますか?
 
A.永井さんのように…ありがとうございます(笑)
褒めていただいて恐縮でございますが、私は決してスピードがあるわけではないです(T . T)
 
まぁデブの割にはスピードはある方だと思います(笑)
とはいえデブの割にスピードがあるだけで決してスピードがあるわけではないんですよ!
 
じゃあ何故スピードがあるように見えるのか…それは…
①前に出る動作を隠す
踏み込みの動作を動きの中で隠したり、前拳をつかったり、目隠ししたり、何かしら見にくいように意識します
 
 
②静から動ではなく、動から動
これは動き方のコツで私は足をジタバタさせて次の動きに繋げます←かっこ悪い言い方ですが足でリズム取ってます
足でリズムとれれば次の動きが楽になります
とはいえITOさんの拳法はノーモーションが要になりますので、上手に使って下さいね
 
 
③フェイントや緩急などで翻弄しているから早く見える
フェイントなどで相手が反応できいなくなっているから早く見えんだと思います!
また、相手の打ち終わりで行動ができなくなった際や相手の動きに被せて行動するのも要因ですかね?
 
 
④脱力、膝を柔らかく
これもコツですね!力んだり棒立ち、浮足は厳禁ですよ!
 
⑤とりあえず歩く
速さとは脱線?ですかね?
これ案外できない人多いんですけど、すごい効果的ですよ
踏み込むのではなく歩きます(^ ^)
案外踏み込むよりも歩いて詰めるのって相手からしたら嫌がることもあるんですよ
 
⑥二段踏み込み
これは②③との複合になります!
別動画で二段ステップをお送り致しますのでまた見といて下さい!
 
⑦Yラインかなぁ?(笑)
横入りできれば優位とれます!
的を絞らせないって意味では横入りできればリーチは関係なくなりますね!
 
フィジカルトレーニングは昔は2キロダンベル持って坂ダッシュてました(笑)
 
ちなみに強豪選手と試合すると、どうしても動かされたりプレッシャーで力入ったりしてスピードなんて欠片もなくなります(笑)
強い人はプレッシャーの中でもいつものことができるんだよなぁー
 
ラジオネーム KITAH様
Q.追加質問ですみません。首相撲を仕掛けられた、または密着する形で面または首を固めて組まれた時、胴膝蹴りが来る前の相手の崩し方に何か有効な手段があれば教えていただきたいです。
 
A.固められた後だと疲れちゃいますねぇ(T . T) 私は固められる前に組技対策や逆に首相撲をしかけるように心がけてます!
 
また膝が来る前にとなっていますが、膝が来る方がチャンスだったりします(^ ^)
 
膝蹴りのデメリットって何かというと片足になることだと思います
普通に考えれば片足のほうがバランス悪くなるはずですよ
片足になったところを足払いや、相手の重心を崩してみて下さい!
※逆の時は体制を崩してから組or膝してみて下さい
 
固められた後だと、圧倒的に不利であると思いますので、まずは脱出が優先ですね
 
その際に絶対に気をつけないといけないのが足払いです
体が崩れてるのでかかりやすくなってます
※投げ技全般に言えますが
また、下手に膝蹴りを行うとバランスを崩して相手の思うツボになりますので、慣れないうちはバランス悪い時の膝蹴りは控えて下さい
 
さて、やっと本題の固めからの逃げ方ですが、まずは固めに少しでもスペースがある部分に手を入れて下さい
※首なら両手いれてくれても構いません
 
顔、首、脇、肘、お腹、腰、のどれかを一緒に押してみて下さい
押すさいは、押すとゆうより手を伸ばしたら身体が後ろにいく感覚のほうがパワーでると思います←言葉ではむずいですね(T . T)
 
最後は相手の肘を押しながら外側にからだを
逃がして下さい
 
私は右手は首と左手はお腹→スペースできたら左手で肘上に押しながら外側に逃げる!がオススメです
言葉では難しいので、次回実践で!
 
組技、首相撲から逃げるには日本拳法には防具があることを利用して下さ
防具は重いですので、首やその他部分に負担をかけます、その負担を増やしてあげることが脱出のキーポイントだと私は思ってます
 
 
ラジオネーム SHIKAT様
Q.永井さんに質問:
膝蹴りが一本になる基準は何ですか?
相手の首をロックせずに、相手の腕や肩をつかんだ状態で出した膝蹴りは、十分威力があれば一本になりますか?
 
A.かなりいい質問ですね(笑)
この内容は実は書こうと思っていた内容なんですよ、ただ私の私見が強すぎるものになるのでちょいと書くのやめてたんです
 
膝が一本になる基準を私なりに!
①十分な威力
②タイミング
③連打《相手を制している状態》
④相手の頭が下がっている状態←以前書いた優遇技です!
⑤寝技での一本
 
また、相手の首をロックしていなくても一本になります!
 
私見が強い内容というのは、膝蹴りは少しだけ不遇な扱いを受けているような気がします!
※膝蹴りのレベルが高ければそんなことはないです
 
これはほんまに感覚ですが、膝蹴りの一本判定は結構キツイイメージなんですよねぇー人によりけりかもやし、上手い人のはほんまにすぐ入るんですけど、微妙なんは徹底して取ってない気がします(T . T)
 
膝蹴りは有効な技ではありますが片足やバランスが崩れやすいなどと付き合っていかないといけません←蹴り技も同じリスクですが、膝よりも一本奪取率が高い気がします。また、膝蹴りは投げ技の距離となりますので上手い相手にはリスクになることも少なくはないです
あとは日本拳法で膝蹴りを上手く使える人が少ないんかもしれませんね、とはいえ最近の学生はキック上がりもいて綺麗な膝を打つ選手も多くなった気がします
 
私のトラウマですが龍峰杯決勝で膝蹴り連打を足払いでこかされて、そのまま1対0で負けてしまいました←ほんまに悔しいっす
なので、中途半端な場合や組技のタイミングが上手い人には使い過ぎない、使いどころを考えたほうがいいとは思います
前回の動画で膝蹴りあいになってるときに足払いでこかしているはずです(^ ^)←逆に真似してみて下さい
 
とはいえ、有効な技ですし、何よりコンビネーションや組技の入りなど覚えるのに膝蹴りは有効です、なにより投げ技後の膝蹴りなどは日本拳法の醍醐味だと思ってます
積極的に練習して下さいね(^ ^)
 
↑全て私の勝手な偏見ですので気にせずに!
 
 
本日は以上になります!
長々とありがとうございました!

 

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2月24日(土)御茶ノ水での総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告

2月25日(土)御茶ノ水で行われた、総合格闘技 日本拳法自由会の練習報告を行います。この日は見学者を含め9名の方が参加されました。

牛込警察署での合同稽古終了後の参加者もいましたが、疲れを見せない稽古を行いました。

練習序盤はKさん主導のもと3級の型を行いその後防具練習を行いました。

関西出身者が多いため、白帯の型稽古をそもそも行った事がない人間が多い為

かなり参考になりました。

Kさんありがとうございました!

また、毎月新規で見学のお問い合わせを頂いているので、自由会全体がかなり大きくなっていることを感じている今日このごろです。

皆様によりよい練習環境を提供出来るよう張り切って参ります。

 

 

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2月24日 牛込警察署での合同練習報告

2月24日(土)に牛込警察署で行われた合同稽古へ参加しました。

我々自由会メンバーからは5名参加し、内3名はこの練習の後の御茶ノ水での練習にも参加するというハードな1日でした。

練習場も広く殆どが強い方ばかりだったので、ヘトヘトになりながらの練習になりましたが非常に勉強になりました。

警察署・警視庁の皆様、黒綾館の皆様、各大学OBの皆様

ありがとうございました。

 

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【第十四弾】永井4段が日本拳法の質問に回答|第二弾

大好評につき第二弾本日は3questionにお答え致します。
 
ラジオネーム HG様
Q.社会人となると限られた練習時間の中で、反復練習の時間が絶対的に不足してます。
その中でも最低限やるべき練習ってなんでしょうか。
基本稽古などに取り入れるイメージです。
 
A.いい質問ですね(^ ^)
 
 私の完全なる独断と偏見でお話しすると…
出来れば鏡の前で踏み込んでのワンツーパンチと打ち込みと蹴り込みと胴を蹴る をして欲しいとこですが…
 
必ずやってほしいのは前拳の練習です
 
何故、前拳なのかというとローコストでハイリターンであることをベースとして、すべての起点となりうるのが前拳と思います
※起点となるが故に起点としない場合の技が効果的です
 
前拳が出来れば間合いや、駆け引きや、距離や、もろもろの日本拳法における大切なものを感じることができるようになります
日本拳法においてそれほど前拳は有効と思っています
※前拳だけ練習してたら前に出る感覚が鈍るときもあります、リスクをとるのが怖くなったり前拳が秀逸すぎて後拳を疎かにしてしまう人がいます。
 
では具体的にどのような練習をすればいいのか…
 
前提として手打ちではなく身体で打つイメージでお願いします←言葉では難しいですね
 
①鏡の前で踏み込んで前拳を打つ、元に戻る
ノーモーションを意識して下さい
 
②その場で前拳を打つ
ノーモーションを意識して下さい
 
③横に回りながら打つ 逆回りも含む
ノーモーションを意識して下さい(笑)
 
この3つを行う上で絶対に守ってほしいことがあります…それは…
 
「常にニュートラルに近い状態で打つ」
 
このニュートラルが非常に大事で前回の構えのときもお話ししましたが、構えはニュートラル=どんなことにも対応できる状態です
前拳はローコストですのでニュートラルに近い状態で攻撃を行うことができます!
これが前拳の一番のメリットと思ってます!
 
ニュートラルであるためには
①打ち終わりも五分五分程度の体重配分
②肩を平行に←一概には言えませんが
③脱力
④打ったら構えに戻る
⑤打ったら元の位置に戻る
を意識してみてください!
①②に関しては人それぞれと思いますがまずは上記を守って下さい!
※もちろん体重乗せて打ってもいいですが、
まずはニュートラルにすぐ戻る形を覚えましょう
 
私は初心者で一番相手に殴られる理由はニュートラルができないことだと思ってます
前拳でニュートラルを覚えることができれば全ての動きにおいて次の動きに繋がるので前拳の練習をお勧めします(^ ^)
 
 
とはいえ…前拳だけでは一本にはなかなかなりませんよね?
そこで私からの提案は
 
前拳+自分の武器としたいものの練習
 
例えば蹴りでもいいですし、パンチでもいいですし、前拳のフックでも、なんやったら組でも構わないです。
前拳からの得意技を鏡の前でやってみて下さい!+得意技だけを鏡の前で行いましょう
前拳を起点とできれば起点としない場合が生きてきますよ(^ ^)
 
なので前拳+α  の反復練習、基礎練習だけ最低限していただければいいと思いますよ(^ ^)
 
 
社会人になって反復練習や基礎練習って時間がないのでなかなかできないと思いますが、家でなんとなくパンチしてみたり、暇なときにパンチしてみたりする人って多いんじゃないですかね?←外でやると痛い人(笑)
そのなんとなくがけっこう大事だと思っています!トイレなど鏡があるところでなんとなく前拳打ってみて下さい(笑)←痛い人
 
強くなるには、修羅になるか、好きになるかだと思いますので、皆さんには好きを目指して欲しいです(^ ^)
 
 
ラジオネーム 台湾のY様
Q.組みが上手い人と戦う場合はどうすればいいでしょうか?
 
・自分より体格がいい相手(・組み技タイプ、・打撃技タイプ)と戦う場合はどうすればいいでしょうか?
どうかよろしくお願い致します。
 
A.一概には言えないってのを前提とさせて頂きますが、ベースとして投げ技を喰らわない為の秘訣をいくつか…
 
重たい荷物を持ち上げる時に手や腕だけでは持ち上がらないですよね?例えばビールケースなど!お腹に乗せたり腰に乗せたり…
ってことは身体が密着していなけりゃ相手は投げることが困難となります
 
②逃げる際は人間の構造上弱い部分を攻撃します←押すなり
首、顔、脇、肘、腰←これは起点となる為
また、肘が曲がる状態だと相手のパワーに負けて引き寄せられてしまいますが…腕を突っ張ってしまえば相手のパワーに対抗できますよ!
 
③相手の体格がいいからといって重心を高くしない!
これ大切で重心が高いとすぐに浮きます
逆に相手が小さい場合は地面に押し付ける為に上から潰すのもありです
 
④肘を上手に使いましょう!
最終手段ってわけではないですが私は肘で相手との距離を作りす
例、払い腰されるときに相手の脇に肘をいれるなど
 
他にも組み対策には色々あるのですが一旦こんなもんで!
 
組技主体でくる相手には上記方法で投げられないってのを前提として、やっぱりニュートラルでいることが大事です!
攻撃を行うと隙が生じるので、組技主体はその隙を狙ってきます!
打ち終わりニュートラルでいることが組技主体との戦いに大事だと思います(^ ^)
 
また、我慢強い戦いが大事だと思いますよ
投げられなければチャンスがある!
そして、チャンスをモノにするには攻撃力←一本奪取率の高い攻撃
 
まとめると、投げられない《投げられないので攻撃回数が増える》ニュートラル《攻撃防御の要》、攻撃力 《一本とれれば勝ち》
一本奪取率が例えば50%のパンチを打てれば攻撃するチャンスが二回あれば一本とる可能性は高いです、そのチャンスが三回四回あれば尚更ですよね?
あくまでも私がかってに思ってるだけです(笑)
 
打撃タイプに関しては…
YラインとOライン、緩急とフェイントで反応させる、体制崩すなどですかね?(^ ^)
ちょいと長々となったので打撃編は後日お伺いしたときにでも(^ ^)
 
ラジオネーム Kしゅんすけ様
Q.リーチの遠い相手に対しての間合いと踏み込みの歩幅の取り方について、基本的な考え方があればお聞きしたいです。
 
A.間合いに関してはパンチを喰らわない距離とパンチを潰す距離を使い分けながら、ベースはOラインですかね?
 
踏み込む足の位置を重視しながらやってます!←内側外側
ある程度前回のサウスポー対オーソドックスの考え方で事足りるとは思います!
歩幅に関しては…
あんまり言葉で明確に言える内容が少なく勉強不足で申し訳ありません
次回実践でお伝えします。
歩幅はちょうどいい具合というか、足幅を広げすぎると次の行動がしにくいので、二段ステップを使って動きやすくしてます(^ ^)←動画送ります
一歩で行く際と二歩でいく際と二歩でいくさいは緩急つけたり、踏み込みフェイントしたりですね(^ ^) 
一歩目を狭くしたら二歩が踏み込みやすくなりますよ( ̄▽ ̄)
 
 
 
本日は以上となります!
 
 
答えれることあれば、私なりにお答えさしてもらうんでご気軽に
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